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一人暮らしの
食費はいくら?
2025年の平均は月44,659円。34歳以下は4割が外食
家計解説

一人暮らしの食費の平均はいくら?月4.5万円・男女と年代別、大学生の目安

公開 2026.10.20読了 約11分
こんな疑問を持つ方へ
・一人暮らしの食費の平均は、1か月いくら?
・男性・女性、社会人・大学生だとどれくらい?
・自分の食費(月2万円・3万円など)は多い?少ない?
・食費が前より増えたのはなぜ?

一人暮らしの食費の平均は、1か月44,659円(1日約1,470円)です。総務省の家計調査(2025年・単身世帯)の数字で、外食やお弁当、飲み物、お酒も含みます。ただしこの平均は60歳以上の人が多い集計で、34歳以下に限ると41,992円、そのうち4割が外食でした。この記事では、家計調査の男女・年代別の表と、大学生協の調査を当サイトで読み解いて、自分の食費と比べる目安をまとめます。

一人暮らしの食費の平均は、1か月いくら?

一人暮らし(単身世帯)の1か月の食費の内訳(2025年)
食費の中身全年齢の平均割合34歳以下割合
食費の合計44,659円100%41,992円100%
外食9,761円22%17,430円42%
調理食品(弁当・総菜・冷凍食品など)8,289円19%7,785円19%
野菜・海藻3,977円9%1,454円3%
菓子類3,799円9%3,612円9%
穀類(米・パン・麺)3,516円8%2,465円6%
飲料(お茶・コーヒー・ジュースなど)3,482円8%3,228円8%
肉・魚・卵・乳製品・果物・調味料・お酒など11,835円26%6,018円14%
出典: 総務省統計局「家計調査」2025年 単身世帯 用途分類(年齢階級別)から当サイト集計。全年齢の平均年齢は58.6歳(集計646世帯)、34歳以下は平均27.4歳(集計67世帯)。最後の行は肉類・魚介類・乳卵類・果物・油脂・調味料・酒類と、表にないその他の食品の合計

家計調査の2025年の平均で、一人暮らしの食費は月44,659円、生活費(消費支出17万3,042円)の約26%でした。2024年の43,941円より1.6%増えています。1日あたりにすると約1,470円、1食あたり約490円です。

中身を見ると、全年齢の平均では外食が22%、お弁当や総菜などの調理食品が19%でした。34歳以下では外食が42%に増え、調理食品と合わせると食費の6割になります。若い一人暮らしの食費は「食材を買って作る」より「外で食べる・買って食べる」が中心です。

男性・女性、年代別の一人暮らしの食費は?

一人暮らしの1か月の食費(男女・年代別・2025年)
年代男女の平均男性女性
34歳以下41,992円44,260円38,992円
35〜59歳47,405円52,878円39,192円
60歳以上44,364円48,724円41,962円
全年齢44,659円48,977円40,910円
(34歳以下の外食の割合)42%46%35%
出典: 総務省統計局「家計調査」2025年 単身世帯 用途分類(年齢階級別・男女別)。34歳以下の集計世帯は男性44・女性23と少ないため、年によって数千円ぶれます

一人暮らしの男性の食費は月48,977円、女性は40,910円で、男性が約8,000円多くなりました。差がいちばん大きいのは35〜59歳で、男性52,878円に対し女性39,192円です。34歳以下では男性44,260円、女性38,992円で、男性は食費の46%が外食でした。

年代別では、働き盛りの35〜59歳が47,405円でいちばん多く、34歳以下が41,992円でいちばん少なくなりました。60歳以上は外食が少ない(月6,017円)かわりに、野菜や魚などの食材を多く買っています。

社会人(働いている一人暮らし)の食費は?

家計調査の「単身の勤労者世帯」(会社などに勤めている一人暮らし・平均43.3歳)では、食費は月45,787円でした。34歳以下の社会人は41,938円で、そのうち外食が17,996円(43%)です。男性は49,861円、女性は41,023円でした。手取り(可処分所得)は34歳以下で月31万1,571円なので、食費はその約13%にあたります。

大学生の一人暮らしの食費は?

大学生の1か月の食費(2025年秋の調査)
大学生1か月の食費前の年からの変化1日あたり
下宿生(一人暮らしなど)29,853円+3,743円約980円
自宅生15,044円+704円約490円
(参考)34歳以下の一人暮らし41,992円+1,687円約1,380円
出典: 全国大学生活協同組合連合会「第61回学生生活実態調査 概要報告」(2026年2月24日公表・2025年10〜11月調査・30大学生協の学部生13,277人)。参考の行は総務省「家計調査」2025年。1日あたりは当サイトが30.4日で計算

全国大学生協連の2025年秋の調査では、一人暮らしなどの下宿生の食費は月29,853円でした。前の年より3,743円増え、生活費の中でいちばん大きく増えた費目です。1日あたりでは約980円で、学食や自炊を中心にした暮らしが見えてきます。

家計調査の34歳以下の一人暮らし(41,992円)と比べると、大学生は月1万2,000円ほど少ない計算です。社会人になると外食やコンビニの利用が増えて、食費が上がりやすくなります。実家から通う自宅生の食費は15,044円でした。

【データ】一人暮らしの食費は10年でどう変わった?

一人暮らしの1か月の食費の推移(2015〜2025年)
0万円1万円2万円3万円4万円5万円52%201548%201649%201745%201852%201937%202039%202139%202244%202344%202442%202540,202円38,257円44,659円34歳以下の外食34歳以下の外食以外(食材・弁当など)一人暮らし全体(全年齢)一人暮らし(単身世帯)の1か月の食費(年平均・円)。棒の中の%は34歳以下の食費に占める外食の割合
出典: 総務省統計局「家計調査」単身世帯 用途分類(年齢階級別)の各年の年平均から当サイト集計。34歳以下は集計世帯が60〜80と少なく、年によるぶれが大きい

一人暮らし全体の食費は、2020年の38,257円から2025年は44,659円へ、5年で17%増えました。同じ期間に食べ物の値段(消費者物価指数の食料)は大きく上がり、2026年8月は2020年の平均より31%高くなっています。値上がりに合わせて食費が増えた一方、物価ほどは増えておらず、量や中身を工夫してやりくりしている様子がうかがえます。

34歳以下では、2015年には食費の52%が外食でしたが、外出が減った2020年に37%まで下がりました。2025年は41.5%で、2019年以前ほどには戻っていません。それでも食費の合計は2022年の34,385円から2025年は41,992円まで増えました。外食以外(食材・弁当など)の支出は、2019年の月21,044円から2025年は24,562円へ増えています。食べ物の値上がりの品目は値上がり品目ランキングで確かめられます。

一人暮らしの食費、月2万円・3万円は少ない?

1か月の食費と、1日・1食あたりの金額の早見表
1か月の食費1日あたり1食あたり(1日3食)平均と比べると
2万円約660円約220円外食はほぼせず、自炊中心で届く水準
3万円約990円約330円大学生の下宿生の平均(29,853円)くらい
4万円約1,320円約440円34歳以下の平均(41,992円)に近い
5万円約1,650円約550円35〜59歳の男性の平均(52,878円)に近い
当サイト計算(1か月=30.4日)。平均は総務省「家計調査」2025年、全国大学生協連「第61回学生生活実態調査」

月2万円は、1日約660円、1食約220円です。34歳以下の一人暮らしでは、外食を除いた食費(食材・弁当・飲み物など)の平均が月24,562円なので、外食をほとんどせず自炊を中心にすれば届く金額です。月3万円は大学生の下宿生の平均と同じくらいで、外食を週に数回にとどめる暮らしに近くなります。

逆に5万円を超えても、外食や飲み会が多い人、職場でお昼を外で食べる人なら珍しくありません。食費が多いか少ないかは、金額だけでなく外食と自炊の割合で見ると判断しやすくなります。家計簿で食費を「外食」と「それ以外」に分けて、平均の割合(34歳以下で外食42%)と比べてみましょう。

よくある質問

Q1. 一人暮らしの食費の中央値は?

A. 家計調査が公表しているのは平均で、一人暮らしの食費の中央値(真ん中の人の金額)の公的な数字はありません。平均は外食の多い人など、金額の大きい人に引っ張られて高めに出やすいので、多くの人の実感は平均より少し低いと考えられます。

Q2. 一人暮らしの食費は手取りの何割が目安?

A. 家計調査では、34歳以下の働いている一人暮らしの食費は手取り(可処分所得)の約13%でした。手取り20万円なら2万6,000円前後が平均的な割合です。家賃が高い地域では、そのぶん食費を抑えている人もいます。

Q3. 一人暮らしの食費に、お酒や日用品は入る?

A. 家計調査の食費(食料)には、お酒・飲み物・お菓子・外食が入ります。洗剤やティッシュなどの日用品は「家具・家事用品」で、食費には入りません。家計簿をつけるときも、日用品は分けておくと平均と比べやすくなります。

Q4. 二人以上の家族の食費はいくら?

A. 世帯全体の平均と手取りに対する割合は食費の平均、人数別は2人暮らしの食費の平均と4人家族・3人家族の食費でまとめています。二人以上の世帯の食費の毎月の動きは家計簿の平均データベースで見られます。食費が生活費に占める割合(エンゲル係数)は2026年7月のエンゲル係数の記事で解説しています。

まとめ:一人暮らしの食費は月4.5万円。若い人は4割が外食

  • 一人暮らしの食費の平均は月44,659円、1日約1,470円(2025年・家計調査)
  • 34歳以下は41,992円で、その42%が外食。弁当・総菜と合わせると6割
  • 男性48,977円、女性40,910円。差は35〜59歳でいちばん大きい
  • 働いている一人暮らしは45,787円、大学生の下宿生は29,853円
  • 食費は2020年から5年で17%増。食べ物の値段は2020年より3割高い

8都市の食品の値段は食品価格ウォッチ、値上がりした品目は値上がり品目ランキングで確かめられます。

くらたのひとこと:金額より、外食とそれ以外の割合を見ると、自分の食費の使い方がわかるね。まずは1か月、外食だけ分けて記録してみよう。

この記事の情報は2026年10月20日時点のものです。主な出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編 単身世帯・2015〜2025年)、総務省統計局「消費者物価指数」(2025年基準)、全国大学生活協同組合連合会「第61回学生生活実態調査 概要報告」(2026年2月24日)。金額は平均で、地域・働き方・暮らし方で大きく変わります。特定の節約方法や商品をすすめるものではありません。

タグ: 食費一人暮らし家計大学生外食

この記事で使ったデータ

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