4人家族の食費の平均は、1か月103,384円(1日約3,400円)です。総務省の家計調査(2025年・二人以上の世帯の世帯人員別)の数字で、外食・飲み物・お酒も含みます。3人家族は92,240円、5人家族は112,019円でした。この記事では、家計調査に加えて2019年全国家計構造調査を当サイトで集計し、子どもの年齢でどれだけ食費が変わるかも示します。
| 世帯の人数 | 1か月の食費 | 1人あたり | 1日あたり | うち外食 |
|---|---|---|---|---|
| 2人 | 79,340円 | 39,670円 | 約2,610円 | 10,805円 |
| 3人 | 92,240円 | 30,747円 | 約3,030円 | 14,899円 |
| 4人 | 103,384円 | 25,846円 | 約3,400円 | 20,472円 |
| 5人 | 112,019円 | 22,404円 | 約3,690円 | 21,459円 |
| 6人以上(平均6.3人) | 123,241円 | 19,562円 | 約4,050円 | 20,382円 |
家計調査の2025年の平均では、4人家族の食費は月103,384円で、2024年の96,328円から7.3%増えました。生活費(消費支出36万2,923円)の28.5%が食費です。4人世帯の世帯主の平均年齢は48.9歳で、18歳未満の子どもが平均1.3人いる家が中心です。
3人家族は月92,240円、5人家族は112,019円でした。人数が1人増えるごとに食費はおよそ1万円ずつ増えますが、1人あたりでは3人家族の30,747円から4人家族の25,846円へと下がります。まとめて買って作るほど、1人分は安くなる傾向です。
家計調査には子どもの年齢別の集計がないため、5年に1度の大きな調査「全国家計構造調査」(2019年)で、夫婦と子ども2人の世帯を上の子の年齢別に見ました。食費は、上の子が未就学児の家で月69,197円、小・中学生で82,222円、高校生で87,803円でした。高校生の家は、未就学児の家の約1.27倍です。
この調査のあと食費は全体に上がっているので、家計調査の4人世帯の伸び(2019年から1.234倍)で2025年に置き換えると、未就学児の家で約8.5万円、小・中学生で約10.1万円、高校生で約10.8万円が目安になります。上の子が大学生の家は約11.1万円です(大学生が家を離れていない世帯の値)。
夫婦と子ども1人の3人家族では、2019年の食費は子どもが未就学児で64,550円、小・中学生で79,128円、高校生で78,914円でした。子どもが小学校に上がるころに食費がぐっと増え、その後も高い水準が続きます。
| 項目 | 3人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|
| 食費の合計 | 92,240円 | 103,384円 |
| うち外食(学校給食を含む) | 14,899円 | 20,472円 |
| 外食を除いた食費(食材・総菜・飲み物など) | 77,341円 | 82,912円 |
| 日用品(洗剤・ティッシュ・ラップなど) | 3,995円 | 4,517円 |
| 食費+日用品 | 96,235円 | 107,901円 |
「外食なし」で比べたいときは、外食を除いた食費を見ます。3人家族は月77,341円、4人家族は82,912円で、スーパーで買う食材や総菜、飲み物などがこの中に入ります。4人家族の外食は月20,472円で、そのうち1,655円は学校給食の分です。
家計簿で「食費・日用品」をまとめて管理している家は、日用品(家計調査の「家事用消耗品」)を足して比べましょう。3人家族で月96,235円、4人家族で107,901円です。おむつ、シャンプー、化粧品などは家計調査では別の費目なので、まとめている場合はもう少し多くなります。
| 年 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 |
|---|---|---|---|
| 2015年 | 72,858円 | 79,387円 | 88,399円 |
| 2020年 | 78,155円 | 87,071円 | 94,673円 |
| 2023年 | 85,557円 | 90,712円 | 101,806円 |
| 2024年 | 87,876円 | 96,328円 | 105,480円 |
| 2025年 | 92,240円 | 103,384円 | 112,019円 |
| 2020→2025年 | +18.0% | +18.7% | +18.3% |
4人家族の食費は、2020年の87,071円から2025年は103,384円へ、5年で約1万6,000円(18.7%)増えました。3人家族、5人家族もほぼ同じ18%前後の伸びです。食べ物の値段(消費者物価指数の食料)は2026年8月時点で2020年の平均より31%高く、食費の増加はほぼ値上がりによるものと考えられます。
値上がりの大きい品目は月ごとに入れ替わります。どの食品がどれだけ上がったかは値上がり品目ランキング、二人以上の世帯の食費の毎月の動きは家計簿の平均データベースで確かめられます。
| 1か月の手取り | 食費の目安 |
|---|---|
| 30万円 | 約5.2万円 |
| 40万円 | 約6.9万円 |
| 50万円 | 約8.6万円 |
| 60万円 | 約10.3万円 |
| 70万円 | 約12.0万円 |
会社員などの4人家族(家計調査の勤労者世帯)では、食費は手取り(税金や社会保険料を引いた可処分所得・ボーナス込みで月60万640円)の17.2%でした。3人家族も17.3%で、人数による差は小さくなっています。手取りが月40万円なら、食費の目安は約6.9万円です。
平均より食費が多くても、子どもが中高生だったり、共働きで総菜や外食が多かったりすれば自然なことです。見直すなら、まず外食と、外食以外の食費を分けて記録し、上の表の平均と比べてみましょう。どちらが平均より多いかで、手をつける場所がわかります。
A. 家計調査が公表しているのは平均で、4人家族の食費の中央値(真ん中の家の金額)の公的な数字はありません。平均は食費の多い家に引っ張られて高めに出やすいので、多くの家の実感は平均より少し低いと考えられます。
A. 2019年全国家計構造調査で、上の子が小・中学生の夫婦と子ども2人の世帯は月82,222円でした。2025年の水準に置き換えた目安は約10.1万円です(当サイト換算)。給食がある平日は昼食代がかからないぶん、夏休みなどの長期休みに食費が増えやすくなります。
A. 2025年の4人家族の平均(103,384円)より約2.3万円少ない金額です。外食を除いた平均が82,912円なので、外食をほとんどしない家なら平均的な水準といえます。子どもが小さい家の目安(約8.5万円)にも近い金額です。
A. 2025年の一人暮らしの食費は月44,659円でした。男女・年代別は一人暮らしの食費の平均でまとめています。
世帯全体の食費の平均と手取りに対する割合は食費の平均、2人暮らしの食費は2人暮らしの食費の平均でまとめています。食費が生活費に占める割合(エンゲル係数)の動きは2026年7月のエンゲル係数の記事、8都市の食品の値段は食品価格ウォッチで確かめられます。
この記事の情報は2026年10月20日時点のものです。主な出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編 二人以上の世帯 世帯人員別・2015〜2025年)、総務省統計局「2019年全国家計構造調査」(世帯類型別の1か月間の支出)、総務省統計局「消費者物価指数」(2025年基準)。2025年の目安は当サイトの換算で、実際の調査値ではありません。金額は平均で、地域・働き方・子どもの年齢で大きく変わります。特定の節約方法や商品をすすめるものではありません。