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帰省は年1〜2回、
平均3.2泊が目安
回数・泊数・年末年始の割合・孫は何歳まで
おでかけ解説

帰省の頻度は年何回?7割は年1〜2回、平均3.2泊と年末年始の割合

公開 2026.10.17読了 約15分
こんな疑問を持つ方へ
・みんなは年に何回、何泊くらい帰省している?
・社会人や大学生は何日帰るのが普通?
・孫を連れた帰省は何歳まで続くもの?
・セパレート帰省って何?どのくらいの人がしている?

泊まりがけの帰省は、年1〜2回の人が約7割で、1回の平均は3.2泊です。観光庁「旅行・観光消費動向調査」の2025年の集計表から、目的が「帰省・知人訪問など」の国内の宿泊旅行を当サイトで計算しました。この記事では、年代別の回数と泊数、年末年始に帰省する人の割合、孫の帰省が減る年齢、セパレート帰省、大学生のバイトとの両立まで、実施元と人数が分かる調査だけでまとめます。

帰省の頻度は年何回?泊まりがけなら7割が年1〜2回

泊まりがけの帰省・知人訪問は年に何回?(2025年・行った人=100%)年1回が約半分。年1〜2回で7割を占める0%10%20%30%40%50%年1回47.6%年2回22.9%年3回10.6%年4回5.8%年5回4.4%年6〜7回3.3%年8〜9回2.3%年10回以上3.1%計70.5%出典: 観光庁「旅行・観光消費動向調査 2025年(確報)」第17表から当サイトで計算。国内の宿泊旅行のうち目的が「帰省・知人訪問等」のもの。2025年に1回以上行った人(人口の23.1%)を100%とした割合。日帰りの帰省は含まない

2025年に泊まりがけの帰省・知人訪問をした人は、日本の人口の23.1%でした。その人たちの回数を見ると、年1回が47.6%、年2回が22.9%で、合わせて70.5%です。年3回以上の人は29.5%で、年10回以上という人も3.1%いました。

総務省の「社会生活基本調査」(2016年・10歳以上)でも、1泊以上の帰省・訪問の旅行をした人は26.0%で、そのうち年1〜2回が58.5%でした。お盆と年末年始の年2回までが、泊まりがけの帰省の多数派といえます。

日帰りも入れると「月1回以上」の人も3割

民間の調査では、もっと多く帰る人が目立ちます。国の統計は日帰りの帰省を数えないのに対し、民間の調査は日帰りも含めて聞いているうえ、実家が近い人も入っているためです。

帰省の頻度を聞いた民間の調査
調査時期・対象結果
AlbaLink「帰省の頻度に関する意識調査」2023年11月16〜17日
実家から離れて暮らす500人
年2回 18.6%、年1回 18.2%(合わせて36.8%)。月1回以上が約3割
アスマーク「帰省に関するアンケート」2024年2月1〜8日
親と別に暮らす20〜60代800人(子育て世帯と単身世帯が半分ずつ)
「年に5回以上」が4割弱で最多。子育て世帯は4割以上、単身世帯は3割未満
出典: 株式会社AlbaLink(PR TIMES・2023年)、株式会社アスマーク(2024年)。どちらもインターネット調査で、日本全体の割合ではない

つまり、帰省の回数は実家までの距離でほぼ決まります。日帰りできる距離なら月1回以上、泊まりがけが必要な距離なら年1〜2回が、それぞれよくある形です。

年代別に見ると、20代・30代は回数が多い

年代別:泊まりがけの帰省・知人訪問(2025年)
年代行った人の割合うち年1〜2回うち年3回以上1回の平均泊数
10代20.9%71.6%28.4%3.5泊
20代28.0%64.7%35.3%3.8泊
30代32.0%67.8%32.2%3.1泊
40代26.6%72.5%27.5%2.8泊
50代23.9%72.2%27.8%2.6泊
60代20.5%68.2%31.8%2.6泊
70代13.4%83.0%17.0%3.6泊
全体23.1%70.5%29.5%3.2泊
出典: 観光庁「旅行・観光消費動向調査 2025年(確報)」第11・12・17表から当サイトで計算。泊数は延べ泊数÷延べ旅行者数。「帰省・知人訪問等」には友人を訪ねる旅行も入る

大人で泊まりがけの帰省をした人がいちばん多いのは30代、回数も泊数も多いのは20代です。一人暮らしを始めた20代や、子どもを連れて実家へ行く30代が、帰省の中心になっていることがうかがえます。

帰省は何日・何泊?いちばん多いのは1泊、6割が2泊まで

帰省・知人訪問の1回あたりの泊数(2025年)
泊数割合短い方からの合計
1泊(1泊2日)32.0%32.0%
2泊(2泊3日)28.1%60.1%
3泊13.9%74.0%
4泊7.6%81.6%
5〜7泊11.0%92.7%
8泊以上7.3%100%
出典: 観光庁「旅行・観光消費動向調査 2025年(確報)」第4表から当サイトで計算(帰省・知人訪問等の宿泊旅行のべ7,355万回)

1回の帰省でいちばん多いのは1泊で、2泊までで6割を占めます。平均が3.2泊と長めに出るのは、8泊以上の長い帰省(7.3%)が平均を押し上げているためです。泊まり先は「実家や親族・知人の家」が75.4%、ホテルが21.2%でした。

1回の平均泊数:時期・立場で比べると(2025年)
くらべるもの平均泊数
8月に出発(お盆)4.2泊
1月に出発(正月)3.9泊
10月に出発2.3泊
20代3.8泊
会社員(小売・飲食・宿泊業をのぞく)2.6泊
全体3.2泊
出典: 観光庁「旅行・観光消費動向調査 2025年(確報)」第1・3・5・11・12表から当サイトで計算(帰省・知人訪問等の宿泊旅行)

お盆と正月は、連休に合わせて長めに帰る人が多く、8月は10月の約1.9倍の長さです。

社会人の帰省は2〜3泊が中心

会社員の帰省・知人訪問は平均2.6泊で、休みの日数に合わせて決める人が多いとみられます。2026〜2027年の年末年始は、官公庁の休みが12月29日(火)〜1月3日(日)の6日間です。行きと帰りの移動日を考えると、2泊3日〜4泊5日が組みやすい長さです。

大学生の帰省は長くなりやすい

大学生だけの帰省日数を、実施元と人数が分かる形で示した調査は見つかりませんでした。目安になるのは20代の数字で、1回の平均は3.8泊と、10代以上ではどの年代より長くなっています。総務省の2016年の調査では、大学に通う人の39.5%が1年間に泊まりがけの帰省・訪問をしていて、その約半分は年3回以上でした。夏と春の長い休みに、何度か、長めに帰る学生が多いと読み取れます。

年末年始に帰省する人の割合は?全体では約14%

年末年始・お盆の帰省を聞いた調査
調査時期・対象結果
インテージ「年末年始」に関する調査2025年11月19〜25日
全国の15〜79歳5,000人(人口の構成に合わせて回収)
2025〜2026年の年末年始に実家へ帰省 14.4%(2年間で4.1ポイント減少)
AlbaLink(上の表と同じ調査)2023年11月
実家から離れて暮らす500人
実家に帰るタイミングは年末年始 50.6%、夏休み・お盆 41.6%(複数回答)
ヨムーノ(ベビーカレンダー)2025年12月3〜10日
子どもがいる30〜59歳の既婚女性158人
2025〜2026年の年末年始に帰省する 62.7%、どちらの実家にも帰省しない 37.3%(前年の調査は29.7%)
出典: 株式会社インテージ(2025年11月実施)、株式会社AlbaLink(2023年11月実施)、ヨムーノ(2025年12月実施)。いずれもインターネット調査。対象が違うので数字どうしは比べられない

年末年始に実家へ帰省する人は、15〜79歳全体では約14%です。全体には親と同居している人や、親がすでに亡くなっている人も含まれるため、低めに出ます。実家から離れて暮らす人に限ると、約5割が年末年始に帰っています。

観光庁の2025年の月別の数字では、泊まりがけの帰省・知人訪問に出た人の割合は8月が8.8%で1年で最も多く、1月が5.9%、12月が4.8%でした。泊まりがけの帰省がいちばん多いのはお盆の時期で、年末年始は12月と1月に分かれます。

あわせて見たい:帰省ラッシュはいつ?年末年始・お盆のピーク日

孫の帰省は何歳まで?末っ子が中学生になると減る

末っ子の学年別、子育て中の夫・妻が1年間に帰省・訪問の旅行をした割合末っ子が中学生になると、小学校入学前の3分の2ほどに減る(2016年: 43.3%→29.1%)2016年2021年(コロナ禍)0%10%20%30%40%50%43.326.8小学校入学前37.819.6小学生29.114.4中学生30.317.9高校生末っ子の学年出典: 総務省「社会生活基本調査」2016年・2021年(ライフステージ別・旅行・行楽の種類別行動者率)。「帰省・訪問などの旅行」は1泊2日以上のもの。子どもと暮らす夫・妻のうち、各年10月までの1年間に1回以上行った人の割合

子どもと暮らす夫婦が泊まりがけの帰省・訪問をした割合は、末っ子が小学校入学前で43.3%、小学生で37.8%、中学生で29.1%でした(総務省、2016年)。コロナ禍の2021年は全体に低いものの、中学生で大きく下がる形は同じです。

子ども本人の数字でも同じ傾向です。観光庁の2025年の集計では、泊まりがけの帰省・知人訪問をした人の割合は9歳以下で40.9%、10代では20.9%と半分になります。部活動や塾、受験が始まり、家族そろって長く休みにくくなる時期と重なります。

ポイント:孫を連れた帰省がはっきり減る目安は、末っ子が中学生になるころです。子どもの予定が合わない年は、親だけ帰る、祖父母に来てもらう、短い日帰りにするなど、形を変えて続ける家庭もあります。

セパレート帰省とは?割合と、よい点・注意点

セパレート帰省は、夫婦が一緒に帰省せず、それぞれが自分の実家へ別々に帰るやり方です。子どもがいる家庭では、子どもがどちらかに同行したり、時期をずらして両方の実家に行ったりします。

セパレート帰省をする・したことがある人の割合
時期その休みに予定予定はないが経験あり未経験・してみたい
2025〜2026年の年末年始12.0%14.6%37.3%
2026年の夏(7〜8月)20.0%18.1%―
出典: ヨムーノ(株式会社ベビーカレンダー)の年末年始の調査(2025年12月3〜10日・158人)と夏の調査(2026年6月29日〜7月9日・155人)。対象はヨムーノ公式インスタグラマーを中心とした、子どもがいる30〜59歳の既婚女性。日本全体の割合ではない

子育て中の既婚女性に聞いたヨムーノの調査では、年末年始に予定している人が12.0%、夏は20.0%でした。夏は予定と経験を合わせると約3人に1人が当てはまります。一方で、夏の調査では「したくない」という人も約3割いました。

北海道ニュースUHB「【帰省スタイルに変化】夫婦が別々に行動「セパレート帰省」増加…"ホテル帰省&送迎付き帰省"も 一方で「家族と過ごす時間」の価値は変わらず」(2024年8月公開)。夫婦が別々に帰省する「セパレート帰省」や、ホテル帰省が増えていることを伝えるニュースです。

向き不向きは、次のように整理できます。

セパレート帰省のよい点と注意点
よい点注意点
義実家への気づかいが減り、自分の実家でゆっくりできる親が「相手は来ないの?」と気にすることがある。理由を夫婦で同じ言葉で伝える
休みが合わない夫婦でも、それぞれの都合で日程を組める子どもをどちらが連れていくか、両方の祖父母に会える機会をどう作るかを先に決める
時期をずらせば、どちらかが家で一人の時間を持てる交通費は2人分が別々にかかる。家計のどこから出すかを話しておく

義実家への帰省がつらい理由や、帰らないときの伝え方は帰省したくないときの記事にまとめています。

大学生が帰省でバイトを休むときは?

帰省でバイトを休むときのチェックリスト
いつやること
帰省の日が決まったらシフトを出す前に、休みたい期間(例:8月10〜24日の2週間)を店長に直接伝える
シフトの提出帰省の前後に多めに入れるなど、出られる日を一緒に示す
1か月以上休みたいとき続けられるかを相談する。長期休みだけ休める店もあれば、難しい店もある
帰省先でも働きたいとき単発・短期の仕事を探す。昼間の学生は、原則禁止の日雇い派遣(30日以内)でも例外として働ける
日雇い派遣の例外は、厚生労働省「日雇派遣の原則禁止について」による(雇用保険の対象にならない昼間の学生が対象)

連絡はLINEだけで済ませず、口頭か電話で伝えると、休みの希望が通りやすくなります。理由は「実家に帰省するため」で十分です。

よくある質問

Q1. 帰省が月1回だと多すぎる?

A. 多すぎではありません。泊まりがけの帰省では年1〜2回が多数派ですが、日帰りできる距離なら、実家から離れて暮らす人の約3割が月1回以上帰っています(AlbaLinkの調査)。回数より、帰る側と迎える側の負担が無理のない範囲かどうかで考えましょう。

Q2. 帰省する人は減っている?

A. 減っているという調査があります。インテージの調査では、年末年始に実家へ帰省する人は2年間で4.1ポイント減り14.4%でした。総務省の調査でも、1泊以上の帰省・訪問の旅行をした人は2016年の26.0%から、コロナ禍の2021年は14.3%に下がっています。

Q3. 日帰りでも「帰省」と言う?

A. 言います。帰省は「郷里に帰り、親の様子を見ること」で、泊まるかどうかは問いません。言葉の意味は帰省の意味の記事で詳しく解説しています。

Q4. 何泊するか、親にはいつ伝える?

A. 交通の予約をする前に、到着日と帰る日を伝えるのが安心です。食事や布団の用意があるため、迎える側は泊数が分かると準備しやすくなります。荷物の準備は帰省の持ち物リストが参考になります。

まとめ:泊まりがけの帰省は年1〜2回・2泊までが多数派

  • 2025年に泊まりがけの帰省・知人訪問をした人のうち、年1〜2回が70.5%(観光庁の集計から計算)
  • 1回はいちばん多いのが1泊、2泊までで6割。平均は3.2泊で、8月は4.2泊と長め
  • 20代は回数も泊数も多く、会社員の平均は2.6泊
  • 年末年始に実家へ帰省するのは15〜79歳全体の約14%、実家から離れて暮らす人なら約5割
  • 孫を連れた帰省は、末っ子が中学生になるころから減る
  • セパレート帰省は、子育て中の既婚女性の調査で年末年始12.0%・夏20.0%が予定

帰省の日を決めたら、帰省ラッシュの記事で混む日を避け、新幹線や飛行機の利用実績は帰省・連休の混雑データベースで確かめられます。

くらたのひとこと:年1〜2回、2泊くらいがいちばん多いんだね。回数や長さは家ごとに違っていいから、無理のない形で続けよう。

この記事の情報は2026年10月17日時点のものです。主な出典: 観光庁「旅行・観光消費動向調査 2025年(確報)」集計表、総務省「社会生活基本調査」2016年・2021年(e-Stat)、株式会社インテージ「年末年始」に関する調査(2025年11月実施)、株式会社AlbaLink「帰省の頻度に関する意識調査」(2023年11月実施)、株式会社アスマーク「帰省に関するアンケート」(2024年2月実施)、ヨムーノ(株式会社ベビーカレンダー)「年末年始の帰省」「夏の帰省」に関する調査、厚生労働省「日雇派遣の原則禁止について」。観光庁の「帰省・知人訪問等」には友人を訪ねる旅行も含まれます。民間の調査はインターネット調査で、日本全体の割合を表すものではありません。

タグ: 帰省年末年始お盆セパレート帰省大学生おでかけ

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