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東京の初雪、
平年は1月3日
最も早いのは1900年11月17日・2025〜26年の冬は1月2日
天気解説

東京の初雪はいつ?平年は1月3日、最も早いのは11月17日・過去の記録

公開 2026.10.08読了 約11分
こんな疑問を持つ方へ
・東京の初雪はいつごろ? 2025〜26年の冬はいつだった?
・東京でいちばん早い初雪は? 11月に降ったことはある?
・横浜・千葉・埼玉など関東のほかの地域は?
・東京で雪が積もるのは、どれくらいの冬?

東京の初雪の平年日は1月3日で、2025〜26年の冬は2026年1月2日の18時55分ごろに観測されました。記録のうえで最も早い初雪は1900年11月17日、最も遅いのは2007年3月16日です。この記事では、東京管区気象台の発表から近年の初雪の日と過去の記録をまとめ、関東各地の平年日と、当サイトの初雪・初積雪データベースで集計した東京の50冬の積雪を紹介します。

東京の初雪は平年1月3日。2025〜26年の冬は2026年1月2日

東京の近年の初雪(2019〜20年の冬から)
冬初雪の日平年(1月3日)との差
2019〜20年2020年1月4日1日遅い
2020〜21年2021年1月12日9日遅い
2021〜22年2021年12月26日8日早い
2022〜23年2023年1月24日21日遅い
2023〜24年2024年1月13日10日遅い
2024〜25年2024年12月19日15日早い
2025〜26年2026年1月2日1日早い
出典: 東京管区気象台「東京の初雪」(2024年12月19日・2026年1月2日のお知らせ)。平年値は1991〜2020年の平均。平年との差は当サイトが計算

東京管区気象台の発表をもとに7冬を並べると、東京の初雪は12月中旬から1月下旬まで、冬によって1か月以上ずれています。2024〜25年の冬は2024年12月19日で平年より15日早く、2022〜23年の冬は2023年1月24日で21日遅い初雪でした。

2025〜26年の冬は、2026年1月2日の夕方に強い寒気が南下して初雪となり、平年より1日早く、前の冬より14日遅い観測でした。東京の初雪は、年末年始の前後に降るのが「ふつう」だと言えます。全国の平年日は初雪はいつ?47都道府県の平年日一覧で見られます。

東京で一番早い初雪・遅い初雪は?11月の初雪は54年ぶりだった

東京の初雪の主な記録
記録日付メモ
最も早い初雪1900年11月17日明治33年。気象庁の東京の記録で最も早い
11月の初雪2016年11月24日11月の初雪は1962年以来54年ぶり。同じ日に積雪も観測し、11月の積雪は1875年の統計開始以来初めて
最も遅い初雪2007年3月16日平成19年。この冬は3月中旬まで雪やみぞれの観測がなかった
平年1月3日1991〜2020年の平均
出典: 東京管区気象台「東京の初雪」(2026年1月2日)、東京航空地方気象台「羽田空港 WEATHER TOPICS」第67号(2017年1月31日)

東京で最も早い初雪は、1900年(明治33年)の11月17日です。それから100年以上、この記録は破られていません。近年で印象に残るのは2016年11月24日で、南岸低気圧と真冬並みの寒気が重なり、東京で11月としては54年ぶりの初雪が降りました。この日は11時から積雪も観測され、11月に東京で雪が積もったのは1875年の統計開始以来初めてでした。

反対に、最も遅い初雪は2007年3月16日です。この冬の東京では、3月半ばまで一度も雪やみぞれが観測されませんでした。東京の初雪は、早い年と遅い年で4か月も違うことがあります。

横浜・千葉・埼玉など、関東の初雪の平年日

関東・甲信の気象台の初雪
都県地点平年日2025〜26年の冬平年差
群馬県前橋12月9日12月13日4日遅い
山梨県甲府12月11日12月3日8日早い
神奈川県横浜12月15日1月2日18日遅い
栃木県宇都宮12月16日12月4日12日早い
茨城県水戸12月19日11月20日29日早い
埼玉県熊谷12月20日12月13日7日早い
東京都東京1月3日1月2日1日早い
千葉県銚子1月5日12月27日9日早い
出典: 気象庁の平年値(1991〜2020年)、東京管区気象台の発表、ウェザーニュースが各気象台の発表をまとめた表(2026年1月3日)。平年差は当サイトが計算

関東の気象台の平年日を並べると、東京は前橋より25日、横浜より19日遅く、関東で最も遅いグループです。内陸の前橋・宇都宮・熊谷は、平年日が12月中です。海沿いの銚子は1月5日で、東京とほぼ同じです。

2025〜26年の冬は、水戸が2025年11月20日と平年より29日早い初雪でした。一方、横浜は東京と同じ2026年1月2日で、平年より18日遅くなりました。同じ関東でも、初雪の日は地点ごとにかなり違います。なお千葉県の気象台は銚子で、千葉市の観測所の初雪の平年値は資料年数が短いため、表には入れていません。

【データ】東京で雪が積もるのはどんな冬?50冬の降雪量

東京の冬ごとの降雪量の合計(1976〜77年から2025〜26年の50冬)
0204060801001980×1985××1990×1995××2000××2005××20102015×××2020×2025平均16.4cm平均12.8cm平均7.2cm平均8.0cm平均5.5cm1983〜84年 92cm2013〜14年 49cm東京の冬ごとの降雪の深さの合計(cm・1976〜77年から2025〜26年の冬。横軸は冬の始まりの年。×は降雪の深さが0cmの冬、点線は10冬ごとの平均)
出典: 気象庁の日別値(降雪の深さ)から当サイトが集計(初雪・初積雪データベース)。東京の観測地点は2014年12月に大手町から北の丸公園へ移っている

当サイトのデータベースで東京の50冬を集計すると、1冬に降った雪の深さの合計は、10冬ごとの平均で1976〜86年の16.4cmから、2016〜26年は5.5cmまで減っています。いちばん多かったのは1983〜84年の冬の92cmで、近年では2013〜14年の冬(49cm)が目立ちます。

1cm以上の雪が積もった冬は、1976〜86年の10冬では9冬ありましたが、2016〜26年の10冬では6冬でした。50冬で最も深く積もったのは2014年2月8日の27cmで、2018年1月22日の23cmが続きます。東京の雪は、何も積もらない冬と、南岸低気圧で一気に20cm以上積もる冬があり、平均だけでは語れないのが特徴です。

東京で雪が10cm以上積もった冬(50冬のうち11冬)
冬最も深い積雪その日
2013〜14年27cm2014年2月8日
2017〜18年23cm2018年1月22日
1993〜94年23cm1994年2月12日
1983〜84年22cm1984年1月19日
1977〜78年21cm1978年1月3日
2021〜22年10cm2022年1月6日
出典: 気象庁の日別値から当サイトが集計。表は上位5冬と、最も新しい2021〜22年の冬

東京に雪が降るのはどんな日?雪の日の備え

東京で雪が降るときの典型的なパターン
パターン起きること
南岸低気圧日本の南の海上を低気圧が東へ進み、関東に雪雲がかかる。北から冷たい空気が入ると雨が雪に変わる。大雪になりやすい
強い寒気の南下冬型の気圧配置が強まり、上空の寒気が太平洋側まで下りてくる。一時的な雪やみぞれ(2026年1月2日の初雪)
出典: 東京航空地方気象台「羽田空港 WEATHER TOPICS」第67号(気象庁ホームページからの引用を含む)、ウェザーニュース(2026年1月3日)

東京に雪を降らせるのは、多くが日本の南の海上を進む南岸低気圧です。羽田空港の気象台の解説によると、低気圧のコースが少し北や南にずれるだけで雨か雪かが変わり、地上と上空の気温の予想も必要なため、予報が難しいとされています。2016年11月24日も、都心の北の丸公園では雪になった一方、東京湾に面した羽田空港は気温が2℃以上あり、おおむね雨からみぞれでした。

  • 車:雪の予報が出たら、冬用タイヤかチェーンがない車での運転は避ける(雪道では各都道府県の規則で滑り止めが求められています)
  • 電車・バス:雪の日は遅れや運休が出やすいので、早めに出る・在宅にできる用事は延ばす
  • 足元:雪がやんだ翌朝は、路面の凍結で転びやすくなります。靴底の溝が深い靴で、小さな歩幅で歩く
  • 寒さ:雪の日は暖房の使用が増えます。暖房器具ごとの電気代は暖房の電気代で比べられます

よくある質問

Q1. 2026年の冬(2026〜27年)の東京の初雪はいつ?

A. 2026年10月8日時点で、まだ観測されていません。平年は1月3日です。気象庁が2026年9月18日に発表した寒候期予報では、東日本の12月〜2027年2月の平均気温は「高い」確率が60%です。ただ、気温が高めの冬でも、一時的な寒気で初雪が早まることはあります。

Q2. 東京の初雪はどこで観測している?

A. 気象庁の「東京」の観測地点です。東京は大阪とともに、2026年10月時点でも職員による目視観測を続けている数少ない地点です。気温などを測る露場は2014年12月から北の丸公園にあります。

Q3. 東京の初雪の日は積もる?

A. 多くの場合は積もりません。東京の平年値では、初雪(1月3日)から初めて積もる日(1月22日)まで19日あります。50冬のうち7冬は、雪がまったく積もらないまま春になりました。

まとめ:東京の初雪は年末年始ごろ、早い年は11月

  • 東京の初雪の平年日は1月3日。2025〜26年の冬は2026年1月2日、その前の冬は2024年12月19日
  • 最も早い初雪は1900年11月17日、最も遅いのは2007年3月16日。2016年11月24日は54年ぶりの11月の初雪
  • 関東では前橋(12月9日)・横浜(12月15日)・宇都宮(12月16日)より東京は遅い
  • 東京の1冬の降雪量の合計は、10冬ごとの平均で16.4cmから5.5cmへ減った
  • 雪が降るのは南岸低気圧のときが多く、何も積もらない冬と20cm以上積もる冬がある

冬ごとの初積雪と積雪の深さは初雪・初積雪データベースで、冬日や最低気温は冬の寒さカウンターで毎日更新しています。初雪と初積雪の違いは初雪とは?で説明しています。

くらたのひとこと:東京の初雪は年末年始のころがふつうなんだね。積もる雪は数年に一度の大雪のことが多いから、予報が出たら早めの準備を。

この記事の情報は2026年10月8日時点のものです。主な出典: 東京管区気象台「東京の初雪」(2024年12月19日・2026年1月2日)、東京航空地方気象台「羽田空港 WEATHER TOPICS」第67号、気象庁「平年値(霜・雪・結氷の初終日)」「季節予報(2026年9月18日発表)」「配信資料に関するお知らせ(2024年2月9日)」、ウェザーニュース(2026年1月3日)。積雪・降雪の集計は気象庁の日別値をもとにした当サイトの計算です。初雪の日を予想するものではありません。

タグ: 初雪東京関東雪天気

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