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沖縄の台風は
いつが多い?
月別の接近数と旅行で当たる確率
天気解説

沖縄の台風はいつが多い?月別の数と旅行で当たる確率、宮古・石垣も

公開 2026.10.14読了 約11分
こんな疑問を持つ方へ
・沖縄の台風シーズンはいつからいつまで?何月が多い?
・7月や9月に沖縄旅行をすると、台風に当たる確率はどのくらい?
・宮古島・石垣島は沖縄本島と時期が違う?
・沖縄に台風が来るのは年に何回?直撃は何年ぶり?

沖縄の台風は8月と9月が最も多く、気象庁の平年値では沖縄地方に1年で7.7個の台風が近づき、そのうち8月が2.2個、9月が1.9個です。この記事では、気象庁の台風の統計と、台風の位置の記録(ベストトラック)を当サイトで集計し、月ごとの台風の数と、3泊4日の旅行で台風に近づかれる確率を那覇・宮古島・石垣島に分けてまとめます。その年の台風の数は台風ウォッチで毎日更新しています。

沖縄の台風はいつが多い?8月・9月がピーク

沖縄地方・奄美地方への台風の接近数(月別の平年値)
月4月5月6月7月8月9月10月11月1年
沖縄地方0.00.40.61.52.21.91.10.37.7個
奄美地方0.00.20.40.71.11.30.7-4.3個
沖縄地方で1回以上近づいた年1年10年11年24年29年29年21年8年(30年中)
出典: 気象庁「台風の平年値」「地方ごとの台風の接近数」。平年値は1991〜2020年の平均。「1回以上近づいた年」は1991〜2020年の30年を当サイトで集計。1〜3月と12月はほぼ0個。「接近」は台風の中心がその地方の気象官署などから300km以内に入った場合

気象庁の平年値(1991〜2020年の平均)で、沖縄地方に台風が最も多く近づくのは8月の2.2個、次が9月の1.9個です。7月(1.5個)と10月(1.1個)を合わせた7〜10月の4か月で、1年の接近の8割以上になります。8月と9月は、30年のうち29年で少なくとも1個の台風が沖縄地方に近づいていました。

沖縄の台風シーズンは、5月ごろから11月ごろまでと考えるとよいでしょう。5月・6月は平均0.4〜0.6個と少なめですが、30年のうち10〜11年は台風が近づいています。11月の0.3個も、ゼロではありません。奄美地方は9月の1.3個が最も多く、沖縄地方より少し遅い時期にピークが来ます。

【データ】沖縄旅行で台風に当たる確率は?3泊4日で9月は約17%

3泊4日の旅行中に台風が300km以内に近づく確率(1991〜2025年)
3泊4日の旅行中に、台風の中心が300km以内に入る確率(出発する月別・%)那覇(沖縄本島)宮古島石垣島0%5%10%15%20%25%4月5月6月7月1518218月1719199月10月11月その月のある日から4日間のうち、1日でも台風の中心が各地点から300km以内にあった割合。1〜3月・12月は0%
出典: 気象庁「ベストトラックデータ」(1991〜2025年の35年分)を当サイトで集計。台風(最大風速17m/s以上)の中心の位置を1時間ごとに補い、那覇・宮古島・石垣島の気象台から300km以内に入った日を日本時間で数えた

「沖縄旅行の日程に台風が重なるか」を数字で見るため、気象庁が公開している台風の位置の記録(ベストトラック)35年分を当サイトで集計しました。出発する月ごとに、3泊4日のあいだに1日でも台風の中心が300km以内に入った割合を出しています。

那覇(沖縄本島)では、9月出発が17%、8月出発が15%、7月出発が11%、10月出発が8%でした。9月の3泊4日なら、およそ6回に1回は台風が近くにいる計算です。反対に、6月出発は6%、5月出発は3%で、11月〜3月の出発は35年間で0%でした。

3泊4日で台風が300km以内に近づく確率(出発月別)
出発月那覇宮古島石垣島
5月3%4%4%
6月6%6%6%
7月11%12%12%
8月15%18%21%
9月17%19%19%
10月8%6%7%
11月0%1%1%
出典: 気象庁「ベストトラックデータ」(1991〜2025年)を当サイトで集計。四捨五入のため、図の数字と1ポイントずれることがある

ここでの「当たる」は、台風の中心が島から300km以内にある日が旅行中にあった、という意味です。300km以内でも、台風の大きさや進み方によって、風雨がそれほど強くならない日もあれば、暴風で飛行機や船が止まる日もあります。目安の一つとして使ってください。

宮古島・石垣島は8月が最も多い

同じ集計で、台風の中心が300km以内に入った台風の数は、1年あたり那覇3.7個・宮古島4.0個・石垣島4.2個でした。南西にある島ほど少し多くなっています。月別では、那覇は9月(0.97個)、宮古島は8月(1.11個)、石垣島は8月(1.26個)が最も多く、石垣島の8月出発の3泊4日は21%と、表の中で最も高い数字でした。宮古島・石垣島は、11月にもまれに台風が近づいています。

沖縄に台風が来るのは年に何回?

沖縄地方への台風の接近数(1年あたり)
 接近数
平年値(1991〜2020年)7.7個
最も多い年2004年 15個、2018年 13個
最も少ない年3個(1973年・1977年・1995年・2009年)
2026年(沖縄・奄美)9個(10月5日現在・速報値。平年値は7.9個)
出典: 気象庁「地方ごとの台風の接近数」「沖縄・奄美への接近数」(1951〜2025年は確定値、2026年は速報値)を当サイトで集計

沖縄地方に近づく台風は平年で1年に7.7個で、全国13地方の中で最も多い数です。ただし年ごとの差は大きく、1951年以降で最も多い2004年は15個、少ない年は3個でした。1951〜2025年の75年間で、沖縄地方に台風が1個も近づかなかった年はありません。

2026年は、沖縄・奄美への接近が10月5日現在で9個(速報値)と、1年の平年値(7.9個)をすでに上回っています。7月には台風第9号が近づき、沖縄気象台が猛烈な暴風への厳重な警戒を呼びかけました。

OKINAWA NEWS by QAB「台風9号 家が倒壊するおそれも 沖縄気象台が注意呼びかけ」(2026年7月公開)。2026年7月の台風第9号の接近で、沖縄気象台が暴風への注意を呼びかけたことを伝えるニュースです

なお、台風の中心が沖縄本島を横切っても、気象庁の決まりでは「上陸」ではなく「通過」と呼びます。上陸の定義は台風の上陸とは?の記事で詳しく説明しています。

沖縄に台風が「直撃」するのは何年ぶり?

台風の中心が島から50km以内を通った台風の数(1991〜2025年の35年)
場所台風の数いちばん新しい年
那覇(沖縄本島)29個2025年(7月の台風第8号)
宮古島27個2021年
石垣島21個2022年
名瀬(奄美大島)17個2024年
出典: 気象庁「ベストトラックデータ」(1991〜2025年)を当サイトで集計。各地の気象台・測候所の位置から台風の中心までの距離で計算

「直撃」には決まった定義がないため、ここでは台風の中心が島の50km以内を通ったものを数えました。那覇の50km以内を通った台風は、1991〜2025年の35年間で29個あり、平均すると1年に1個ほどです。沖縄では、台風の中心が島のすぐ近くを通ることはめずらしくありません。

那覇でいちばん新しいのは、2025年7月28日に沖縄本島付近を通過した台風第8号です(琉球新報)。宮古島では2021年、石垣島では2022年が直近でした。2026年の台風の通り道は、ベストトラックの確定値が公表されてから集計します。

沖縄旅行の時期の決め方と、台風が来たときの準備

沖縄旅行の前に確かめておきたいこと
いつ確かめること
予約するとき飛行機・ホテル・ツアーそれぞれの、台風で欠航したときの払い戻しとキャンセル料の決まり
予約するとき8〜9月なら、最終日の翌日に仕事などを入れず、1日分の余裕を持たせる
出発の1週間前から気象庁の台風情報(5日先までの進路予報)で、台風が発生していないか
出発の前日〜当日航空会社の運航情報(欠航・条件付き運航)と、空港・ホテルからの案内
現地で台風が近づいたら早めにホテルに戻る。レンタカー・船・離島への移動の予定を見直す
当サイトで作成。台風の進路予報は気象庁、運航の判断は各航空会社の発表を確認してください

台風の数だけで旅行の時期を決めるなら、確率が低いのは11月〜4月、次いで5月・6月と10月です。ただし5月・6月は沖縄の梅雨の時期と重なります。7月出発でも3泊4日で11〜12%なので、海を楽しみたい夏の旅行では、台風に当たったときの備えを先にしておくほうが現実的です。

沖縄は台風が近づくと、飛行機だけでなく離島への船やバスも止まり、帰りの便が数日遅れることがあります。8月・9月に行くなら、払い戻しの決まりと帰りの日の余裕を、予約の段階で確かめておきましょう。

よくある質問

Q1. 沖縄の台風シーズンはいつからいつまで?

A. 5月ごろから11月ごろまでです。気象庁の平年値では、沖縄地方への接近は5月0.4個から始まり、8月2.2個・9月1.9個がピークで、11月0.3個まであります。

Q2. 7月の沖縄旅行で台風に当たる確率は?

A. 当サイトの集計(1991〜2025年)では、7月に出発する3泊4日で台風の中心が300km以内に近づく確率は、那覇11%・宮古島12%・石垣島12%でした。8月・9月より低めですが、1割ほどはあります。

Q3. 10月の沖縄は台風が少ない?

A. 8月・9月より少なくなります。沖縄地方への接近は10月が平年1.1個で、3泊4日の確率は那覇8%・宮古島6%・石垣島7%でした。ただし30年のうち21年は10月にも台風が近づいています。

Q4. 台風が多い月は全国でも同じ?

A. 全国では台風の発生は8月、上陸は9月が最も多くなります。全国の月別の数は台風が多い月の記事、1年の数は台風は年に何個?の記事にまとめています。

まとめ:沖縄の台風は8〜9月、旅行は余裕を持った計画を

  • 沖縄地方への台風の接近は平年7.7個。8月2.2個・9月1.9個がピークで、シーズンは5〜11月
  • 3泊4日の旅行で台風が300km以内に近づく確率は、那覇で9月17%・8月15%・7月11%
  • 石垣島・宮古島は8月が多く、石垣島の8月出発は21%
  • 那覇の50km以内を通った台風は35年で29個。最近では2025年7月の台風第8号
  • 8〜9月の旅行は、払い戻しの決まりと帰りの余裕を予約のときに確かめておく

その年の台風の数は台風ウォッチで毎日確かめられます。お盆やシルバーウィークの那覇の晴れ率は連休・祝日のお天気データベースで調べられます。

くらたのひとこと:9月の3泊4日で6回に1回くらい。多いけど、ほとんどの旅行は台風に当たらないとも言えるね。当たったときの準備をしておけば安心だよ。

この記事の情報は2026年10月14日時点のものです。主な出典: 気象庁「台風の統計資料」(平年値・地方ごとの接近数)「ベストトラックデータ」、琉球新報(2025年台風第8号)。確率は過去の記録を集計した目安で、台風の発生や進路を予想するものではありません。旅行や移動の判断は、気象庁の最新の台風情報と航空会社・旅行会社の発表をご確認ください。

タグ: 台風沖縄旅行天気気象庁

この記事で使ったデータ

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