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台風は年に
何個?
平均の発生数・上陸数と75年の推移
天気解説

台風は年に何個?平均の発生数・上陸数と最多の年、何号まであるか

公開 2026.10.12読了 約9分
こんな疑問を持つ方へ
・台風は1年に平均何個発生する?日本に上陸するのは?
・台風が最も多かった年、少なかった年は?
・台風は何号まである?番号はどう決まる?
・台風は増えている?2026年は多い?

台風の年間発生数は、気象庁の平年値(1991〜2020年の平均)で25.1個です。そのうち日本に上陸するのは3.0個で、発生した台風の1割ほどです。この記事では、気象庁の台風の統計(1951〜2025年)を当サイトの台風ウォッチで集計し、年間の発生数・上陸数、最多・最少の年、何号まで行くことが多いか、2026年の数をまとめます。

台風の年間発生数は平均25個、日本への上陸は3個

台風の1年あたりの数(平均)
 平年値
(1991〜2020年)
75年の平均
(1951〜2025年)
最近10年
(2016〜2025年)
発生数25.1個26.0個25.1個
日本への接近数11.7個11.5個11.3個
日本への上陸数3.0個2.9個3.2個
出典: 気象庁「台風の平年値」「台風の統計資料」(発生数・接近数・上陸数)。75年と10年の平均は当サイトで計算。「接近」は台風の中心が国内の気象官署から300km以内に入った場合、「上陸」は中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達した場合

台風は1年に平均25個ほど発生し、そのうち約12個が日本の300km以内に近づき、約3個が上陸します。1951〜2025年の75年間で見ると、発生した台風は1,951個、上陸した台風は218個で、上陸したのは発生した台風の11%でした。

最近10年(2016〜2025年)の平均も、発生25.1個・上陸3.2個と平年値とほぼ同じです。ただし年ごとの差は大きく、2020年は上陸がゼロ、2016年は6個が上陸しました。

【データ】台風の発生数の推移:増えている?

台風の年間発生数の推移(1951〜2026年)
台風の年間発生数(個)1951〜2025年2026年(10月11日まで)平年値 25.1個0102030401960391970198019902000142010202029気象庁「台風の統計資料」より当サイト集計。最多は1967年の39個、最少は2010年の14個。2026年は速報値
出典: 気象庁「台風の統計資料」(1951〜2025年は確定値、2026年は10月11日までの速報値)を当サイトで集計

1951年からの年間発生数を並べると、台風の数は年によって14個から39個まで大きく上下していますが、増え続けているわけではありません。気象庁も気候変動監視レポートで、台風の発生数に長期的な変化傾向は見られないとしています。

年代ごとの台風の平均(1年あたり)
年代発生数接近数上陸数
1950年代24.3個11.6個3.1個
1960年代29.6個13.3個3.4個
1970年代26.7個9.6個2.6個
1980年代27.0個10.7個2.1個
1990年代26.8個11.5個3.4個
2000年代23.9個12.1個2.6個
2010年代25.2個12.3個3.7個
2020年代23.3個10.5個2.0個
出典: 気象庁「台風の統計資料」を当サイトで集計。1950年代は1951〜1959年の9年、2020年代は2020〜2025年の6年

年代ごとの平均では、発生数が最も多かったのは1960年代の29.6個で、2020年代(2020〜2025年)は23.3個です。上陸数は2010年代が3.7個で最も多い年代でしたが、2020年代は2.0個と少なめです。台風の数は、10年単位で見ても上下をくり返しています。

台風が最も多い年・少ない年

台風の発生数・上陸数が多い年と少ない年(1951〜2025年)
 発生数上陸数
最も多い年1967年 39個2004年 10個
2番目に多い年1971年・1994年 36個1990年・1993年・2016年 6個
4番目に多い年1966年 35個-
最も少ない年2010年 14個0個(1984年・1986年・2000年・2008年・2020年)
2番目に少ない年1998年 16個-
3番目に少ない年2023年 17個-
出典: 気象庁「台風の統計資料」(発生数・上陸数のランキング)

台風の発生数が最も多かったのは1967年の39個、最も少なかったのは2010年の14個です。2023年の17個は、1951年以降で3番目に少ない数でした。上陸数は2004年の10個が最多で、1年で1個も上陸しなかった年も75年で5回あります(最近では2020年)。

発生が多い年に、日本への上陸も多いとは限りません。上陸が最多の2004年の発生数は29個で平年より少し多い程度、発生が最多の1967年の上陸は3個で平年並みでした。上陸の数は、台風の数よりも、その年の太平洋高気圧の張り出し方や上空の風の流れで決まる進路に左右されます。

台風は何号まで?番号の決め方

1年で何号まで行ったか(1951〜2025年の75年)
その年の最後の番号年の数例
30号以上15年最大は1967年の39号
20〜29号56年平均は25〜26号
19号以下4年1969年・1998年・2010年・2023年
出典: 気象庁「台風の統計資料」(年間発生数)を当サイトで集計。台風の番号はその年の発生の順につくため、年間発生数がその年の最後の番号になる

台風の番号は、気象庁が毎年1月1日以降に最も早く発生した台風を第1号とし、その後は発生した順につけています。そのため、その年に何号まで行くかは年間の発生数と同じで、平均すると25〜26号です。1951年以降で最も大きい番号は、1967年の第39号でした。30号以上まで行った年は75年で15回で、1994年(36号)以降は2013年(31号)の1回だけです。

一度弱まって熱帯低気圧になった台風が、再び発達して台風に戻った場合は、同じ番号のままです。また番号とは別に、台風には2000年からアジアの国と地域が提案した140個の名前(アジア名)が順番につけられています。年に約25個の台風が発生するので、5〜6年で一巡します。

2026年の台風は多い?10月11日までに29個

2026年の台風の数(速報値)と平年値
 2026年平年値(1年)
発生数29個(10月11日まで)25.1個
1〜9月の発生数27個18.5個
上陸数3個(10月5日現在)3.0個
出典: 気象庁「台風の統計資料」(2026年は速報値)、当サイトの台風ウォッチ(2026年10月11日時点)。1〜9月の平年値は1991〜2020年の平均

2026年の台風は10月11日までに29個が発生し、1年の平年値(25.1個)をすでに上回っています。1〜9月の27個は、1951年以降で1966年と並んで5番目に多い数です。一方、上陸は10月5日現在で3個と平年並みで、発生が多い年でも上陸が多いとは限らないことがここにも表れています。

2026年の台風の数の動きは、2026年8月までの記事と台風25号の記事で詳しく集計しています。最新の数は台風ウォッチで毎日更新しています。

よくある質問

Q1. 台風は1年に何個上陸する?

A. 平年値(1991〜2020年の平均)は3.0個です。最も多い年は2004年の10個で、1個も上陸しなかった年も1951年以降で5回あります。

Q2. 台風の最大の号数は?

A. 1951年以降で最も大きい番号は、1967年の第39号です。この年は1年で39個の台風が発生しました。

Q3. 台風は増えている?

A. 発生数は増えていません。年代ごとの平均は1960年代の29.6個が最も多く、2020年代(2020〜2025年)は23.3個です。気象庁も、台風の発生数に長期的な変化傾向は見られないとしています。

Q4. 台風が多い月は?

A. 発生は8月(平年5.7個)、上陸は9月(1.0個)が最も多い月です。月ごとの数は台風が多い月はいつ?の記事で詳しく紹介しています。

まとめ:台風は年に約25個発生し、約3個が上陸する

  • 台風の年間発生数の平年値は25.1個、接近は11.7個、上陸は3.0個
  • 1951〜2025年に発生した1,951個のうち、上陸したのは218個(11%)
  • 最多は1967年の39個(39号まで)、最少は2010年の14個。上陸の最多は2004年の10個
  • 年代別の平均で見ても発生数は増えておらず、気象庁も長期的な変化傾向はないとしている
  • 2026年は10月11日までに29個で平年を上回ったが、上陸は3個で平年並み

その年の台風の数は台風ウォッチで毎日確かめられます。台風のあとの大雨の記録は豪雨データにまとめています。

くらたのひとこと:台風の番号は「その年に生まれた順番」なんだね。番号が大きくても、強さとは関係ないから気をつけて。

この記事の情報は2026年10月12日時点のものです。主な出典: 気象庁「台風の統計資料」(発生数・接近数・上陸数・平年値・ランキング)「台風の番号の付け方と名前」「気候変動監視レポート」。2026年の数は速報値で、後日変わることがあります。台風の発生や進路を予想するものではありません。防災の判断は気象庁や自治体の最新の発表をご確認ください。

タグ: 台風天気防災気象庁

この記事で使ったデータ

台風ウォッチ
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