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一人暮らしの水道代、
月いくらがふつう?
平均は月2,136円(2025年)。2か月の請求なら約4,300円
家計解説

一人暮らしの水道代の平均はいくら?月約2,100円・2か月分と定額の賃貸

公開 2026.10.22読了 約13分
こんな疑問を持つ方へ
・一人暮らしの水道代の平均は1か月いくら? 2か月の請求だと?
・大学生や20代の一人暮らしでは、いくらくらい?
・一人暮らしは月に何m3くらい水を使う? 節水すれば安くなる?
・水道代込み・定額の賃貸は、なぜそうなっている? 使いすぎたら?

総務省の家計調査によると、一人暮らし(単身世帯)の水道代(上下水道料)の平均は月2,136円でした(2025年)。2か月に1回の請求なら約4,300円です。この記事では、家計調査の単身世帯のデータを当サイトで集計し直し、年齢・地域ごとの平均と、使用量から計算した料金の目安をまとめます。8都市の水道料・下水道料の動きは、当サイトの光熱費ウォッチで毎月追っています。

一人暮らしの水道代の平均はいくら?(2025年・月2,136円)

一人暮らし(単身世帯)の水道代の平均(1か月あたり)
年齢2025年(男女平均)男性女性3年平均(2023〜2025年)
全体2,136円1,969円2,280円2,219円
34歳以下1,341円1,163円1,577円1,623円
35〜59歳2,110円2,105円2,117円2,231円
60歳以上2,468円2,374円2,520円2,450円
出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編・単身世帯・用途分類・男女・年齢階級別)から当サイト集計。水道代は上下水道料(水道料と下水道料の合計)

家計調査では、一人暮らしの水道代は2025年平均で月2,136円、1年に直すと約2.6万円でした。2015〜2025年の年平均は月2,092〜2,282円の間で、10年ほとんど変わっていません。月2,100〜2,300円がひとつの目安です。

季節による差も小さめです。2021〜2025年の5年分の四半期データを平均すると、いちばん高い10〜12月払いが月2,249円、いちばん低い4〜6月払いが月2,123円で、差は約6%でした。冬に夏の約1.8倍になるガス代(一人暮らしのガス代の平均)とは違い、水道代は1年を通してほぼ同じ金額です。

大学生・20代の一人暮らしの水道代は?

家計調査には大学生だけの区分はなく、いちばん近いのは「34歳以下」の単身世帯です。2025年の水道代は月1,341円、2023〜2025年の3年平均では月1,623円でした。年によって1,300円台から1,700円台まで振れるので、3年平均のほうが目安に向いています。

平均が低めに出るのは「水道代を別に払っていない人」も入るから

家計調査の平均は、調査に答えた世帯全体の平均です。水道代が家賃や共益費に含まれていて、水道代として別に払っていない人も入るため、自分で水道局に払っている人の請求より低めに出ることがあります。34歳以下の平均が特に低いのは、こうした部屋に住む人が多いことも一因と考えられます。

自分の請求と比べるときは、平均に加えて、次の節の「使用量から計算した料金」も見てください。

一人暮らしの水道の使用量は月約8m3。料金はいくらになる?

使用量ごとの水道代(東京23区の料金・水道+下水道・税込)
1か月の使用量口径13mm(1か月)口径20mm(1か月)2か月の請求(13mm)2か月の請求(20mm)
5m31,562円1,903円3,124円3,806円
8m3(一人暮らしの平均)1,634円1,975円3,268円3,950円
10m31,925円2,266円3,850円4,532円
12m32,448円2,789円4,896円5,578円
15m33,234円3,575円6,468円7,150円
当サイト計算。東京都水道局「水道料金・下水道料金の計算方法(23区)」の料金表(水道は基本料金13mm 860円・20mm 1,170円、5m3まで従量0円、6〜10m3 22円、11〜20m3 128円/m3。下水道は8m3まで560円、9〜20m3 110円/m3。それぞれ×1.10)。2026年夏の基本料金の無償化は入れていない

東京都水道局の調査では、一人暮らしの水の使用量は1か月8.1m3(8,100リットル)でした。東京23区の料金表で月8m3を計算すると、メーターの口径が13mmなら月1,634円、20mmなら月1,975円です。口径は、検針票(水道使用量のお知らせ)に書いてあります。

ポイントは、使用量が少ないと料金のほとんどが「使わなくてもかかる部分」になることです。東京23区では、水道は5m3まで基本料金だけ、下水道は8m3まで定額です。口径20mmで月8m3の場合、1,975円のうち約96%は使用量に関係なくかかる金額でした。一人暮らしで節水しても水道代が下がりにくいのは、このためです。

一人暮らしの水は何に使っている?

家庭での水の使われ方(東京都・一般家庭)
使い道割合月8.1m3に当てはめると
お風呂43%約3,500リットル
トイレ20%約1,600リットル
洗濯16%約1,300リットル
炊事15%約1,200リットル
洗面・その他6%約500リットル
出典: 東京都水道局「水の上手な使い方」(令和3年度 一般家庭水使用目的別実態調査)。割合は家族の世帯も含めた一般家庭の平均。リットルは当サイトで8.1m3に割合を掛けた目安

家庭の水の4割以上はお風呂で使われています。一人暮らしでも、シャワーを長く出しっぱなしにする人や毎日湯船にお湯をためる人は、平均の8m3を超えやすくなります。シャワーは3分で約36リットル使う目安です(東京都水道局)。

一人暮らしの水道代、2か月の請求ではいくら?

一人暮らしの水道代の目安(1か月と2か月)
目安のもと1か月2か月の請求1年
家計調査の平均(2025年)2,136円約4,300円約2.6万円
家計調査・34歳以下(3年平均)1,623円約3,200円約1.9万円
東京23区・月8m3・口径13mm1,634円3,268円約2.0万円
東京23区・月8m3・口径20mm1,975円3,950円約2.4万円
当サイト計算。家計調査(単身世帯)は月額を2倍・12倍した目安。東京23区は東京都水道局の料金表から

東京都水道局のように、水道の検針と請求を2か月に1回まとめて行う水道局があります(毎月の水道局もあります)。2か月に1回の請求なら、一人暮らしで3,000〜4,500円くらいが目安です。検針票には2か月分の使用量が書かれているので、1か月の使用量はその半分で考えます。

東京都水道局は、2026年の夏に家庭用(口径13〜25mm)の水道の基本料金を4か月分無償にしました。対象の期間に届いた請求は、口径13mmで4か月分合計3,784円、20mmで5,148円安くなっています(下水道料金は対象外)。夏の請求だけを見て「安い」と比べないよう注意してください。

【データ】一人暮らしの水道代は、大都市ほど安く北海道・東北で高い

一人暮らしの水道代の平均(地方別・都市の大きさ別・3年平均)
一人暮らし(単身世帯)の1か月の上下水道料・2023〜2025年の3年平均0円500円1,000円1,500円2,000円2,500円3,000円北海道・東北2,735円中国・四国2,280円北陸・東海2,265円九州・沖縄2,158円近畿2,138円関東2,093円全国平均2,219円大都市(政令市など)1,904円中都市(15万人以上)2,355円小都市・町村2,566円
出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編・単身世帯・地方/都市階級別・年次)から当サイト集計。2023〜2025年の3年平均(1年だけでは調査世帯が少なく振れるため)。大都市は政令指定都市と東京23区、中都市は大都市を除く人口15万人以上の市

家計調査の単身世帯を地方別に見ると、一人暮らしの水道代がいちばん高いのは北海道・東北の月2,735円で、いちばん低い関東(月2,093円)より月640円ほど高くなっていました(2023〜2025年の3年平均)。都市の大きさ別では、大都市が月1,904円、小都市・町村が月2,566円で、町村のほうが3割以上高い結果です。

水道料金は市町村ごと(水道局ごと)に決めていて、人口が少なく水道管が長い地域ほど、1人あたりの費用が高くなりやすいとされています。引っ越し先の料金は、その市町村の水道局の料金表で確かめられます。8都市の水道料・下水道料(1か月20m3の場合)は光熱費ウォッチで見られます。

水道代込み・定額の賃貸はなぜ?使いすぎたらどうなる?

一人暮らしの部屋の水道代の払い方(主な2つ)
払い方しくみ使った量で変わる?確かめる書類
水道局に自分で払う部屋ごとのメーターを水道局が検針し、入居者に請求変わる(基本料金+使った分)検針票・水道局の明細
家賃・共益費に込み/定額建物全体のメーターで水道局が大家さんなどに請求し、入居者からは決まった額を集めるふつうは変わらない(契約による)賃貸借契約書・重要事項説明書
札幌市水道局「集合住宅の各戸検針制度」などをもとに当サイト作成。実際の扱いは物件の契約で決まる

アパートやマンションの中には、建物全体で1つの「親メーター」だけを水道局が検針し、所有者や管理者にまとめて請求している建物があります(札幌市水道局など)。この場合、大家さんが水道局に払った水道代を、入居者から定額や家賃込みで集めることになります。部屋ごとに検針する手間がいらないことが、水道代込み・定額になる主な理由です。

定額の場合、ふつうは使った量で金額は変わりません。ただし、契約書に「使用量が多い場合は精算する」などの決まりがある物件もあります。使いすぎが心配なときは、賃貸借契約書と重要事項説明書の水道代の項目を確かめ、わからなければ管理会社に聞くのが確実です。

定額の水道代は、高い?安い?

比べる目安は、自分の使用量で計算した料金です。東京23区の料金で一人暮らしの平均(月8m3)なら月約1,600〜2,000円なので、定額がこれより高いか安いかで判断できます。ほかの地域では、その市町村の料金表で8m3の金額を出して比べてください。

よくある質問

Q1. 一人暮らしの水道代の平均は1ヶ月いくら?

A. 総務省の家計調査では、2025年平均で月2,136円です。2023〜2025年の3年平均は月2,219円でした。季節による差は小さく、1年を通してほぼ同じ金額です。

Q2. 一人暮らしで水道代が2か月5,000円は高い?

A. 東京23区の料金なら、2か月5,000円になるのは、口径13mmで2か月約25m3、20mmで約22m3使ったときです。一人暮らしの平均(2か月約16m3)の約1.4〜1.6倍なので、湯船の回数やシャワーの時間、トイレの水が流れ続けていないかを確かめてみましょう(水道代が高い原因)。ただし料金は地域で違うので、まず検針票の使用量(m3)で比べてください。

Q3. 一人暮らしは1日に何リットルくらい水を使う?

A. 東京都水道局の調査の1か月8.1m3を30日で割ると、1日約270リットルです。2リットルのペットボトルなら約135本分になります。

Q4. 一人暮らしの水道代と電気代・ガス代は、どれが高い?

A. 家計調査の2025年平均では、一人暮らしの電気代は月7,337円、ガス代は月2,999円、水道代は月2,136円で、水道代がいちばん安くなっています。3つの比較は電気代・ガス代・水道代の平均でまとめています。

まとめ:一人暮らしの水道代は月約2,100円。2か月で約4,300円

  • 一人暮らしの水道代の平均は月2,136円(2025年・家計調査)。34歳以下は3年平均で月1,623円
  • 平均には水道代を別に払っていない人も入るため、実際の請求より低めに出ることがある
  • 使用量は月約8m3。東京23区の料金なら月1,634〜1,975円で、そのほとんどは使用量に関係なくかかる部分
  • 2か月に1回の請求なら、3,000〜4,500円くらいが目安。季節の差は小さい
  • 北海道・東北や小さな市町村ほど高め。水道代込み・定額の部屋は契約書で中身を確かめる

8都市の水道料・下水道料の毎月の動きは光熱費ウォッチ、家計全体の平均は家計簿の平均で確かめられます。

くらたのひとこと:一人暮らしの水道代は、ほとんどが基本料金なんだね。検針票の「使用水量」が2か月で16m3前後なら、ふつうの使い方だよ。

この記事の情報は2026年10月22日時点のものです。主な出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編・単身世帯)、総務省統計局「小売物価統計調査」、東京都水道局「水道料金・下水道料金の計算方法(23区)」「水の上手な使い方」「水道料金の基本料金を無償とします」、札幌市水道局「集合住宅の各戸検針制度」。水道料金は市町村(水道局)ごとに違います。料金の先行きを予想したり、特定の物件や契約をすすめたりするものではありません。

タグ: 水道代一人暮らし光熱費家計

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