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平均はいくら?
二人以上の世帯で月2.3万円。電気代はガス代の2.71倍
家計解説

電気代・ガス代の平均はいくら?水道代も一人暮らし〜4人家族で比べる

公開 2026.10.04読了 約12分
こんな疑問を持つ方へ
・電気代・ガス代・水道代の平均は、1か月いくら?
・一人暮らし、2人暮らし、4人家族ではそれぞれいくら?
・電気代とガス代は、どっちが高い? 冬はどれくらい増える?
・うちの光熱費は高い? 何から見直せばいい?

総務省の家計調査によると、二人以上の世帯の1か月の平均は、電気代が13,218円、ガス代が4,882円、水道代(上下水道料)が5,067円でした(2025年)。灯油などを含めた光熱・水道費の合計は月24,544円で、生活費全体の7.8%です。この記事では、家計調査を当サイトで集計し直し、一人暮らしから6人以上の世帯までの電気・ガス・水道の平均と、季節による違いをまとめます。8都市の電気代・ガス代は当サイトの光熱費ウォッチで毎月追っています。

電気代・ガス代・水道代の平均(世帯人数別・2025年)

世帯人数別の電気代・ガス代・水道代の平均(2025年・1か月あたり)
世帯の人数電気代ガス代水道代灯油など光熱・水道の合計
1人7,337円2,999円2,136円861円13,333円
2人12,144円4,663円4,221円1,662円22,691円
3人13,915円5,096円5,295円1,319円25,626円
4人13,928円5,112円6,098円804円25,942円
5人15,665円4,877円6,726円1,003円28,271円
6人以上17,322円5,361円8,938円1,913円33,534円
二人以上の平均13,218円4,882円5,067円1,377円24,544円
出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編・二人以上の世帯・用途分類・世帯人員別、単身世帯)の2025年平均から当サイト集計。水道代は「上下水道料」、灯油などは「他の光熱」。ガス代はプロパンガスを含む

二人以上の世帯の電気代・ガス代・水道代を足すと、月23,167円です。電気代だけで光熱・水道費の半分以上を占めています。人数が増えるほど合計は上がりますが、1人あたりに直すと、2人世帯が月11,346円、4人世帯が6,486円と、人数が多い家ほど安くなります。

注意したいのは、家計調査の平均にはその費目を払っていない家も含まれることです。たとえば、オール電化の家はガス代が0円として平均に入るので、ガスを使っている家だけで比べると、ガス代の平均はもう少し高くなります。反対に、オール電化の家の電気代は平均より高くなるのがふつうです。

一人暮らしの電気代・ガス代の平均は?

一人暮らし(単身世帯)の平均は、電気代7,337円、ガス代2,999円、水道代2,136円で、合計12,472円でした(2025年)。灯油などを足した光熱・水道費は月13,333円です。34歳以下に限ると、電気代4,569円、ガス代2,323円、水道代1,341円と、もっと低くなります。一人暮らしの電気代は一人暮らしの電気代の平均でくわしく見ています。

2人暮らし・4人家族の電気代・ガス代の平均は?

2人世帯の平均は、電気代12,144円、ガス代4,663円で、電気とガスを合わせて月16,807円です。4人世帯は電気代13,928円、ガス代5,112円で、合わせて月19,040円でした。4人世帯では水道代が6,098円と2人世帯(4,221円)より約1,900円高く、お風呂や洗濯の回数が水道代に表れています。

冬と夏で電気代・ガス代・水道代はどう変わる?

冬と夏の電気代・ガス代・水道代(1か月あたり・2021〜2025年の5年平均)
世帯季節電気代ガス代水道代3つの合計
2人冬(1〜3月払い)13,411円6,446円4,325円24,182円
夏(7〜9月払い)9,960円3,284円4,276円17,520円
4人冬(1〜3月払い)16,016円7,139円6,246円29,401円
夏(7〜9月払い)12,171円3,556円6,040円21,767円
二人以上の平均冬(1〜3月払い)14,896円6,816円5,279円26,991円
夏(7〜9月払い)11,078円3,470円5,148円19,696円
出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編・二人以上の世帯・世帯人員別・月次)から当サイト集計。各月の2021〜2025年の平均を3か月分で平均したもの。家計調査は支払った月に計上するため、冬(1〜3月払い)はおおむね12〜2月ごろの使用分

季節の差がいちばん大きいのはガス代です。4人世帯のガス代は、5年平均で冬の請求が月7,139円、夏が3,556円で、約2倍でした。月ごとでは、いちばん高い3月払い(7,328円)がいちばん安い9月払い(3,138円)の約2.3倍です。水道水が冷たい冬は、お風呂やシャワー、料理でお湯をわかすのに多くのガスを使うためと考えられます。

電気代も冬に上がり、4人世帯で冬16,016円、夏12,171円でした。3つを合わせると、4人世帯の冬の請求は月29,401円で、夏より約7,600円多くなります。冬の3か月で約2.3万円の差です。

水道代の平均は?季節で変わる?

水道代(上下水道料)は、季節の差がほとんどありません。4人世帯の月ごとの5年平均は、最も高い2月払いでも6,539円、最も安い7月払いで5,812円でした。なお、水道料金は東京都のように2か月に1回まとめて請求する自治体が多く、その場合は1回の請求が表の約2倍になります。

【データ】電気代とガス代どっちが高い?25年で差は1.64倍→2.71倍に

二人以上の世帯の電気代とガス代(年平均の月額・2000〜2025年)
0円2,000円4,000円6,000円8,000円10,000円12,000円14,000円2000年2005年2010年2015年2020年2025年9,682円13,218円電気代5,888円4,882円ガス代電気代はガス代の1.64倍2.71倍に広がった二人以上の世帯の1か月の電気代・ガス代(年平均・2000〜2025年)
出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編・二人以上の世帯・用途分類)の年平均から当サイト集計

電気代とガス代では、電気代のほうがずっと高くなっています。二人以上の世帯の平均で、2025年は電気代13,218円に対し、ガス代は4,882円で、電気代はガス代の2.71倍でした。

2000年は、電気代9,682円、ガス代5,888円で、差は1.64倍でした。25年で電気代は約3,500円上がり、ガス代は約1,000円下がっています。電気料金の値上がりに加え、オール電化の家が増え、ガスを使わない家が平均に多く入るようになったことも影響していると考えられます。月約8,300円の差は、1年に直すと約10万円です。

うちの光熱費は高い?地域とガスの種類で変わる

8都市の電気代・ガス代(標準的な使用量での月額・2026年8月)
都市電気代都市ガス代プロパンガス(10㎥)
札幌市16,473円7,130円10,857円
仙台市13,227円6,492円9,273円
東京都区部13,368円5,792円8,650円
名古屋市12,767円6,817円9,122円
大阪市11,289円6,360円8,145円
広島市12,164円8,374円10,271円
福岡市11,760円8,300円8,966円
那覇市13,815円8,778円9,898円
出典: 総務省統計局「小売物価統計調査」から当サイトの光熱費ウォッチで集計(同じ使い方をしたときのモデル的な月額)。プロパンガスは1か月10㎥の金額。都市ガスとプロパンガスは使用量の決め方が違うため、2つの列を直接比べることはできない

同じ使い方をしたときの電気代(標準的な使用量での月額)は、2026年8月に札幌市が16,473円、大阪市が11,289円で、約5,200円の差がありました。都市ガス代も、東京都区部の5,792円に対して那覇市は8,778円です。家計調査の全国平均と比べるときは、住んでいる地域の料金の高さも考える必要があります。

ガスの種類でも変わります。プロパンガス(LPガス)は料金が事業者ごとに自由に決められていて、同じ地域でも会社によって差があります。プロパンガスの家で「ガス代が平均より高い」と感じたら、明細の基本料金と1㎥あたりの単価を確かめてみましょう。オール電化の家は、ガス代がないかわりに電気代が高くなるので、電気代+ガス代の合計で平均と比べるのが公平です。

電気代・ガス代・水道代を見直すチェックリスト

光熱費が平均より高いと感じたら確かめること
  • 比べ方:電気代+ガス代+水道代の合計で、同じ人数・同じ季節の平均と比べる
  • 使用量:電気はkWh、ガスと水道は㎥を、前の年の同じ月と比べる
  • お湯:冬のガス代はお風呂・シャワーで決まる。給湯温度、追いだきの回数、シャワーの時間
  • 暖房:エアコンのフィルター掃除と設定温度、使っていない部屋の暖房
  • 水道の請求:2か月に1回の請求なら、1か月分に直して比べる
  • ガスの料金表:プロパンガスなら、基本料金と1㎥あたりの単価を明細で確かめる

冬に光熱費を下げる効果が大きいのは、電気の暖房と、ガスのお湯です。暖房器具ごとの1時間あたりの費用は灯油ストーブとエアコンの暖房費の比較で計算しています。電気代が急に増えたときの確かめ方は電気代2万円は高い?にまとめました。

よくある質問

Q1. 電気代・ガス代・水道代の合計の平均は?

A. 2025年の家計調査で、二人以上の世帯は月23,167円、一人暮らしは月12,472円です。灯油などを含めた光熱・水道費は、二人以上の世帯で24,544円、一人暮らしで13,333円でした。

Q2. 3人家族の電気代・ガス代の平均は?

A. 3人世帯は、電気代13,915円、ガス代5,096円、水道代5,295円です(2025年)。4人世帯(電気代13,928円・ガス代5,112円)とほとんど同じでした。

Q3. 光熱費は生活費の何%くらい?

A. 二人以上の世帯では、光熱・水道費は生活費(消費支出)の7.8%でした(2025年)。6人以上の世帯は8.7%と、少し高めです。

Q4. ガス代の平均が思ったより安いのはなぜ?

A. 家計調査の平均には、ガス代を払っていないオール電化の家も0円として入っているためです。都市ガスの家とプロパンガスの家も混ざっています。自分の家と比べるときは、電気代+ガス代の合計で見るのがおすすめです。

まとめ:電気・ガス・水道は二人以上の世帯で月2.3万円

  • 二人以上の世帯の平均は、電気代13,218円・ガス代4,882円・水道代5,067円(2025年・家計調査)
  • 一人暮らしは電気代7,337円・ガス代2,999円・水道代2,136円。4人家族は電気代13,928円・ガス代5,112円・水道代6,098円
  • 季節の差が大きいのはガス代。4人世帯の冬の請求は夏の約2倍。3つの合計では冬が夏より月約7,600円多い
  • 電気代はガス代の2.71倍。2000年の1.64倍から差が広がった
  • 平均と比べるときは、電気+ガス+水道の合計で、同じ人数・同じ季節の数字と比べる

8都市の電気代・ガス代・水道料の毎月の動きは光熱費ウォッチ、家計全体の支出は家計簿の平均で確かめられます。

くらたのひとこと:ガス代は冬に倍くらいになるんだね。電気・ガス・水道を足した合計で、前の年の冬と比べてみるのがいいかも。

この記事の情報は2026年10月4日時点のものです。主な出典: 総務省統計局「家計調査」(家計収支編・二人以上の世帯/単身世帯)、総務省統計局「小売物価統計調査」・「消費者物価指数 品目情報」。電気・ガス料金の先行きを予想したり、特定の電力会社・ガス会社やプランをすすめたりするものではありません。

タグ: 電気代ガス代水道代光熱費家計

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