大阪の初雪の平年日は12月26日で、2025〜26年の冬は2026年1月2日、その前の冬は2024年12月19日でした。西日本では、京都が12月11日、広島が12月8日、福岡が12月16日、名古屋が12月18日と、多くの地点で12月に初雪の平年日があります。この記事では、気象庁の平年値と各気象台の発表から西日本の初雪をまとめ、当サイトの初雪・初積雪データベースで、名古屋・大阪・広島・福岡の50冬の積雪を比べます。
| 項目 | 日付 | 平年との差 |
|---|---|---|
| 平年 | 12月26日 | — |
| 2024〜25年の冬 | 2024年12月19日 | 7日早い |
| 2025〜26年の冬 | 2026年1月2日 | 7日遅い |
| 初めて積もる日(積雪0cm以上)の平年 | 1月31日 | 初雪の36日後 |
大阪の初雪は、平年では年末の12月26日です。2024〜25年の冬は2024年12月19日に東京と同じ日に初雪となり、2025〜26年の冬は2026年1月2日で、こちらも東京と同じ日でした。大阪管区気象台は、東京とともに職員の目視による観測を続けている数少ない気象台です。
一方、大阪で雪が初めて積もる日の平年は1月31日で、初雪から1か月以上あとです。しかもこの平年値は、1991〜2020年の30冬のうち雪が積もった15冬だけの平均です。大阪では、初雪は毎年のように降っても、積もらない冬のほうが多いのです。
| 府県 | 地点 | 平年日 | 2025〜26年の冬 | 平年差 |
|---|---|---|---|---|
| 滋賀県 | 彦根 | 12月10日 | 12月3日 | 7日早い |
| 京都府 | 京都 | 12月11日 | 12月4日 | 7日早い |
| 岐阜県 | 岐阜 | 12月13日 | 12月3日 | 10日早い |
| 兵庫県 | 神戸 | 12月13日 | 12月26日 | 13日遅い |
| 奈良県 | 奈良 | 12月13日 | 12月12日 | 1日早い |
| 愛知県 | 名古屋 | 12月18日 | 12月3日 | 15日早い |
| 和歌山県 | 和歌山 | 12月18日 | 12月4日 | 14日早い |
| 三重県 | 津 | 12月24日 | 12月4日 | 20日早い |
| 大阪府 | 大阪 | 12月26日 | 1月2日 | 7日遅い |
| 静岡県 | 静岡 | 1月6日※ | 12月3日 | 34日早い |
東海・近畿では、滋賀の彦根(12月10日)と京都(12月11日)が早く、大阪(12月26日)と静岡(1月6日)が遅くなっています。同じ近畿でも、大阪は京都より15日、彦根より16日遅い平年日です。2025〜26年の冬は、2025年12月3日の強い寒気で名古屋・岐阜・彦根・静岡などが一斉に初雪となり、静岡は平年より34日早い初雪でした。
名古屋地方気象台は2024年3月26日に目視から自動観測に切り替え、それ以前の記録との比較を切り離しています。自動観測に変わってからの名古屋の初雪は、2024〜25年の冬が2025年1月3日、2025〜26年の冬が2025年12月3日です。
| 県 | 地点 | 平年日 | 2025〜26年の冬 | 平年差 |
|---|---|---|---|---|
| 鳥取県 | 鳥取 | 12月5日 | 12月3日 | 2日早い |
| 島根県 | 松江 | 12月7日 | 12月3日 | 4日早い |
| 広島県 | 広島 | 12月8日 | 12月3日 | 5日早い |
| 岡山県 | 岡山 | 12月10日 | 12月3日 | 7日早い |
| 山口県 | 下関 | 12月10日 | 12月4日 | 6日早い |
| 徳島県 | 徳島 | 12月18日 | 1月2日 | 15日遅い |
| 香川県 | 高松 | 12月19日 | 1月2日 | 14日遅い |
| 愛媛県 | 松山 | 12月19日 | 12月3日 | 16日早い |
| 高知県 | 高知 | 12月21日 | 1月2日 | 12日遅い |
| 県 | 地点 | 平年日 | 2025〜26年の冬 | 平年差 |
|---|---|---|---|---|
| 大分県 | 大分 | 12月10日 | 12月26日 | 16日遅い |
| 佐賀県 | 佐賀 | 12月11日 | 12月26日 | 15日遅い |
| 長崎県 | 長崎 | 12月11日 | 12月25日 | 14日遅い |
| 福岡県 | 福岡 | 12月16日 | 12月25日 | 9日遅い |
| 熊本県 | 熊本 | 12月16日 | 12月26日 | 10日遅い |
| 鹿児島県 | 鹿児島 | 1月5日※ | 1月2日 | 3日早い |
| 宮崎県 | 宮崎 | 1月13日※ | 観測なし | — |
| 沖縄県 | 那覇 | 平年値なし | — | — |
中国地方では、日本海側の鳥取(12月5日)・松江(12月7日)が早く、瀬戸内の広島(12月8日)・岡山(12月10日)も12月上旬です。四国の徳島・高松・松山・高知は12月中旬から下旬、九州は大分・佐賀・長崎が12月10〜11日、福岡と熊本が12月16日です。宮崎は1月13日と西日本でも最も遅く、2025〜26年の冬は初雪の観測がありませんでした。
2025〜26年の冬は、中国地方と松山が2025年12月3日に初雪となった一方、九州北部は12月25〜26日、四国の徳島・高松・高知は2026年1月2日と、同じ西日本でも2〜4週間の差がありました。北海道から九州までの一覧は初雪はいつ?47都道府県の平年日一覧にまとめています。
当サイトのデータベースで50冬を前半と後半の25冬に分け、1冬に降った雪の深さの合計を平均すると、4都市すべてで減っていました。大阪は3.6cmから0.7cm、名古屋は14.8cmから9.3cm、広島は12.9cmから7.2cm、福岡は5.0cmから2.1cmです。
| 都市 | 1976〜2001年の25冬 | 2001〜2026年の25冬 | 50冬で最も深い積雪 |
|---|---|---|---|
| 名古屋 | 25冬 | 22冬 | 23cm(2005年12月19日・2014年12月18日) |
| 広島 | 24冬 | 23冬 | 26cm(1984年1月31日) |
| 福岡 | 14冬 | 16冬 | 15cm(1990年1月24日・1999年2月4日) |
| 大阪 | 12冬 | 5冬 | 17cm(1984年1月31日) |
雪が1cm以上積もった冬の数で見ると、名古屋と広島はほぼ毎冬積もり、ほとんど変わっていません。大きく変わったのは大阪で、前半の25冬では12冬で積もったのに、後半の25冬では5冬だけです。大阪で最後に1cm以上積もったのは2014年2月で、2014〜15年の冬から12冬続けて積もっていません。
ただし、雪の量は年ごとの差がとても大きく、名古屋では2022年12月24日に10cm、広島では2026年2月8日に14cm積もりました。降る量が減っても、強い寒気が入れば西日本の平野部でも10cm以上積もることがあります。
| 場面 | 気をつけること |
|---|---|
| 車 | 冬用タイヤやチェーンがなければ運転しない。橋の上や日陰は先に凍る |
| 歩く | 雪がやんだ翌朝の凍結に注意。小さな歩幅で、手はポケットから出して歩く |
| 家 | 屋外の水道管は、冷え込む夜に凍って破裂することがある。保温材を巻く |
| 暖房 | 寒波の日は暖房の使用が増える。灯油は早めに買っておく |
雪が積もる冬が少ない地域ほど、まれな雪で交通が乱れやすくなります。ウェザーニュースは2026年1月2日の寒気について、雪に慣れていない地域では事故が起きやすく、翌朝の路面凍結にも注意するよう呼びかけていました。雪の予報が出たら、前日のうちに移動の予定を見直しておくと安心です。灯油の買い方は灯油の買い方で、冬の冷え込みのデータは冬の寒さカウンターで見られます。
A. 当サイトで集計した1976〜77年からの50冬では、1984年1月31日の17cmが最も深い積雪です。10cm以上積もったのは、この冬と1990年2月1日(11cm)の2冬だけです。
A. 2026年10月8日時点では、まだ観測されていません。平年は12月26日です。気象庁の寒候期予報(2026年9月18日)では、西日本の12月〜2027年2月の平均気温は「高い」確率が60%です。
A. 平年日で比べると、京都は12月11日、大阪は12月26日で、京都のほうが15日早くなっています。2025〜26年の冬も、京都は2025年12月4日、大阪は2026年1月2日でした。
8都市の冬ごとの積雪は初雪・初積雪データベースで毎日更新しています。初雪の決まり方は初雪とは?で説明しています。
この記事の情報は2026年10月8日時点のものです。主な出典: 気象庁「平年値(霜・雪・結氷の初終日)」「季節予報(2026年9月18日発表)」「配信資料に関するお知らせ(2024年2月9日)」、名古屋・京都・彦根・神戸・松山・宮崎の各気象台の季節観測の資料、ウェザーニュース(2024年12月19日・2026年1月3日)。積雪・降雪の集計は気象庁の日別値をもとにした当サイトの計算です。初雪の日を予想するものではありません。