「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあります。秋分の日のころには暑さがおさまる、という意味です。当サイトは気象庁の日別データを猛暑日カウンターで1976年分から集計しています。この数字で、大阪の秋分の日より後の暑さを確かめました。
大阪では、2016年から2025年まで10年続けて、9月23日以降にも真夏日がありました。真夏日は、最高気温が30℃以上の日のことです。
1976〜1985年の10年では、9月23日以降に真夏日が来たのは4年だけでした。残りの6年は、秋分の日のころには30℃に届かなくなっていました。
1年でいちばん多かったのは1999年の11日です。2番目が2024年の9日、3番目が2013年と2021年の8日でした。1年だけの記録は古い年にもありますが、「毎年来る」ようになったのは2016年からです。
10年ごとの平均で見ると、大阪の9月23日以降の真夏日は、1976〜1985年が年0.7日でした。2016〜2025年は年4.6日で、約6.6倍です。
増え方は一定ではありません。1976〜1995年の20年は年0.7日のままでした。1996年からの20年で年2日前後になり、2016年からさらに増えています。
| 期間 | 9月23日以降の真夏日 | 真夏日があった年 | その年の最後の真夏日 | 9月23日以降の夏日 |
|---|---|---|---|---|
| 1976〜1985年 | 年0.7日 | 10年中4年 | 平均 9月21日 | 年14.1日 |
| 1986〜1995年 | 年0.7日 | 10年中5年 | 平均 9月25日 | 年14.1日 |
| 1996〜2005年 | 年2.0日 | 10年中4年 | 平均 9月25日 | 年15.7日 |
| 2006〜2015年 | 年1.9日 | 10年中5年 | 平均 9月24日 | 年19.8日 |
| 2016〜2025年 | 年4.6日 | 10年中10年 | 平均 10月3日 | 年20.2日 |
その年の最後の真夏日も遅くなりました。大阪では1976〜1985年が平均9月21日、2016〜2025年は平均10月3日で、約12日あとにずれています。
生活の言葉に直すと、冷房をしまう目安の日が、50年前より約12日遅くなった計算です。9月23日以降に最高気温25℃以上の夏日も、年14.1日から年20.2日に増えました。半袖で過ごせる日が、秋に約6日増えたことになります。
2026年の大阪は、9月1日〜22日に真夏日が9日ありました。9月22日時点で最後の真夏日は9月20日で、23日以降の分は図1が毎日自動で数え直します。
主要8都市で同じように数えると、2016〜2025年に10年続けて9月23日以降の真夏日があったのは、大阪と那覇の2都市でした。名古屋・広島・福岡は10年中9年です。
変化がいちばん大きいのは広島で、1976〜1985年は10年で0年、2016〜2025年は9年でした。東京は4年から7年、仙台は0年から1年です。札幌は、どちらの10年も0年でした。
この記事は気象庁「過去の気象データ」の日別値(大阪管区気象台など各都市の気象台の観測値)を、当サイトが2026年9月23日に取得して集計したものです。集計期間は1976年1月1日〜2026年9月22日です。秋分の日は年によって9月22日または23日のため、この記事では毎年9月23日〜12月31日で数えています。真夏日は最高気温30℃以上、夏日は25℃以上の日です。気象庁の観測値は事後に修正されることがあり、その場合は図の数字が本文と異なることがあります。この記事は気象の予想ではありません。