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新米の9月、
2年続けて3割高。
お米の取引価格6年分で、年産の切り替わりを比べる
お米データ検証

お米の取引価格、新米の9月に2年続けて3割以上の値上がり。2025年産は1年で14.5%下がった

公開 2026.09.30読了 約4分
この記事でわかること
・新米に切り替わる9月、お米の取引価格は毎年どれくらい動いたか
・2025年産(2025年9月〜2026年8月)の1年間で、値段はどう変わったか
・2026年8月の価格を5kgのお米に換算すると、いくらになるか

新米が出回る秋、お米の値段はどう動くのでしょうか。当サイトのお米価格ウォッチは、農林水産省が毎月公表する「相対取引価格」(集荷業者と卸売業者の取引価格)を2020年9月から集計しています。2026年8月までの72か月分で、古いお米から新米に切り替わる「8月→9月」の動きを年ごとに比べました。

この記事のデータでクイズ(57秒)
ナレーション: VOICEVOX:ずんだもん / 動画の数値は記事と同じ集計です

結論:新米の9月、2024年と2025年は3割以上の値上がり

お米の取引価格、8月→9月(新米への切り替わり)の変化率(全銘柄平均・玄米60kgあたり)
グラフを読み込み中…
出典: お米価格ウォッチ(当サイト、農林水産省「米の相対取引価格・数量」より集計)。9月分が公表されると、その年の棒が自動で加わります

お米の取引価格(全銘柄平均・玄米60kgあたり)は、新米に切り替わる9月に大きく動きます。2024年は8月の16,133円から9月の22,700円へ+40.7%、2025年は27,179円から36,895円へ+35.7%でした。

比べられる2021〜2025年の5回のうち、2021〜2023年の動きは-4.2%〜+11.0%の幅でした。3割を超える値上がりは、2024年と2025年の2回だけです。

2025年産は、出始めの9月が高く、1年で14.5%下がった

年産ごとの「出始めの9月」と「1年後の8月」の取引価格(円/玄米60kg・全銘柄平均)
0 10,000 20,000 30,000 40,000 15,143 13,830 2020年産 1年で-8.7% 13,255 12,714 2021年産 1年で-4.1% 13,961 13,777 2022年産 1年で-1.3% 15,291 16,133 2023年産 1年で+5.5% 22,700 27,179 2024年産 1年で+19.7% 36,895 31,556 2025年産 1年で-14.5% 出始めの9月 1年後の8月(年産の最後の月)
年産=その年の秋に収穫されたお米。ここでは9月〜翌年8月の12か月を1つの年産として集計。出典: 農林水産省「米の相対取引価格・数量」(2026年9月30日集計)

年産(その年の秋に収穫されたお米)ごとに、出始めの9月と1年後の8月を比べました。2025年産は、2025年9月の36,895円から2026年8月の31,556円へ14.5%下がりました。

2020〜2022年産も1年で下がりましたが、幅は1.3〜8.7%でした。2023年産と2024年産は、逆に1年の間に値上がりしています。2024年産は1年で+19.7%上がり、そのまま2025年9月の大きな値上がりにつながりました。

年産別の取引価格(円/玄米60kg・全銘柄平均)
年産9月(出始め)翌年8月(最後)1年の変化12か月の平均
2020年産15,14313,830-8.7%14,671
2021年産13,25512,714-4.1%12,859
2022年産13,96113,777-1.3%13,884
2023年産15,29116,133+5.5%15,495
2024年産22,70027,179+19.7%25,825
2025年産36,89531,556-14.5%34,362
12か月の平均は、月ごとの価格を単純に平均した値。出典: 農林水産省「米の相対取引価格・数量」より当サイト集計(2026年9月30日時点)

12か月の平均で見ると、2025年産は34,362円で、2024年産の25,825円より33.1%高い水準でした。1年の中では下がったものの、年産の平均としては6年間で最も高い値段です。

5kgのお米に換算すると、2026年8月は1年前より約405円高い

お米の取引価格を「精米5kg分」に換算した目安(全銘柄平均)
0円 1,200円 2,400円 3,600円 高騰前の平均(2020〜2023年産) 約1,317円 2025年8月 約2,517円 2025年10月(最も高かった月) 約3,431円 2026年8月 約2,922円
玄米60kgあたりの取引価格を10.8で割った目安(玄米60kgは精米でおよそ54kg=5kg袋10.8袋分)。高騰前の平均は2020年9月〜2024年8月の48か月の平均。出典: 農林水産省「米の相対取引価格・数量」より当サイト集計

この取引価格は玄米60kgあたりの「卸の値段」で、スーパーの店頭価格そのものではありません。精米5kg分の目安に換算すると、2026年8月は約2,922円でした。

1年前の2025年8月(約2,517円)より約405円高く、最も高かった2025年10月(約3,431円)よりは約509円安い水準です。2025年は、新米に切り替わった9月の1か月だけで、5kgあたり約900円上がっていました。

くらたのひとこと:2026年産の新米が入る2026年9月分は、公表されるとお米価格ウォッチと、この記事の1つ目のグラフに自動で加わります。9月の値段がどう動いたか、数字で確かめてみてください。

本記事の価格は集荷業者と卸売業者間の取引価格(税込)であり、店頭の小売価格とは異なります。5kg換算は取引価格から機械的に計算した目安です。本記事は情報提供を目的としたもので、価格の予想や購入の推奨ではありません。出典: 農林水産省「米の相対取引価格・数量」。

タグ: お米新米相対取引価格物価農水省データ

目次

1結論:新米の9月、2024年と2025年は3割以上の値上がり
22025年産は、出始めの9月が高く、1年で14.5%下がった
35kgのお米に換算すると、2026年8月は1年前より約405円高い

この記事で使ったデータ

お米価格ウォッチ
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