暖房を使い始める10〜11月は、朝の冷え込みが気になり始める時期です。当サイトは気象庁の日別データを冬日・真冬日データベースで1976〜77年の冬から集計しています。この数字で、大阪の冷え込む朝が40年でどう変わったかを確かめました。
冬日は、1日の最低気温が0℃未満だった日のことです。大阪の冬日は、1980年代の冬が1冬あたり平均14.9日でした。2020年代の冬(2025〜26年の冬までの7冬)は平均3.6日です。
比べると約4分の1で、1冬に11.3日減った計算です。水たまりが凍ったり、車の窓に霜がついたりしやすい朝が、1冬で1週間半ほど少なくなった目安といえます。
冬ごとに見ると、大阪の冬日が20日以上あった冬は50冬で4回です。いちばん多かったのは1976〜77年の冬と1985〜86年の冬の32日でした。
1990年代の冬からは、年代ごとの平均が3〜5日台で横ばいです。1990年代以降の37冬で冬日が10日以上あったのは、2012〜13年の冬(10日)と2017〜18年の冬(14日)の2回だけでした。
| 年代 | 1冬あたりの平均 | いちばん多い冬 | 冬日0日の冬 | いちばん低い気温 |
|---|---|---|---|---|
| 1980年代(10冬) | 14.9日 | 32日 | 0冬 | −5.5℃ |
| 1990年代(10冬) | 3.6日 | 6日 | 1冬 | −3.8℃ |
| 2000年代(10冬) | 3.5日 | 8日 | 1冬 | −2.7℃ |
| 2010年代(10冬) | 5.2日 | 14日 | 2冬 | −3.5℃ |
| 2020年代(7冬) | 3.6日 | 7日 | 0冬 | −2.0℃ |
2025〜26年の冬の大阪の冬日は5日で、いちばん低い気温は2026年2月9日の−1.7℃でした。2020年代の冬の平均3.6日と比べると、少し多めの冬だったことになります。
主要8都市で同じように比べると、冬日のある7都市すべてで1980年代の冬より減っていました。名古屋は40.7日から17.4日、広島は30.0日から10.3日です。
東京は12.5日から9.0日ですが、1990年代の冬は3.4日、2000年代の冬は2.4日でした。2010年代の冬に増えたのは、2014年12月に観測地点が大手町から北の丸公園へ移った影響も考えられます。
この記事は気象庁「過去の気象データ」の日別値(大阪管区気象台など各都市の気象台の観測値)を、当サイトが2026年9月28日に取得して集計したものです。冬は7月〜翌6月で数え、「1976〜77年の冬」のように呼んでいます。年代は冬が明ける年で分けていて、1980年代の冬は1979〜80年の冬から1988〜89年の冬まで、2020年代の冬は2019〜20年の冬から2025〜26年の冬までの7冬です。気象庁の観測値は事後に修正されることがあります。この記事は気象の予想ではありません。