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大阪の冬日、
40年で4分の1に。
1冬あたり、1980年代の冬14.9日 → 2020年代の冬3.6日
天気データ検証

大阪の冬日(最低気温0℃未満の日)は、1980年代の冬の平均14.9日から2020年代は3.6日に。約4分の1になっていた

公開 2026.09.28読了 約4分
この記事でわかること
・大阪で朝の最低気温が0℃を下回る日(冬日)は、1980年代と2020年代でどれだけ違うか
・大阪の冬日が大きく減ったのは、いつごろだったか
・主要8都市で比べると、冬日の減り方はどう違うか

暖房を使い始める10〜11月は、朝の冷え込みが気になり始める時期です。当サイトは気象庁の日別データを冬日・真冬日データベースで1976〜77年の冬から集計しています。この数字で、大阪の冷え込む朝が40年でどう変わったかを確かめました。

この記事のデータでクイズ(57秒)
ナレーション: VOICEVOX:ずんだもん / 動画の数値は記事と同じ集計です

結論:大阪の冷え込む朝は、1980年代の約4分の1でした

大阪の冬日(最低気温0℃未満の日)・1冬あたりの平均(年代別)
0日4日8日12日16日14.9日1980年代の冬10冬の平均3.6日1990年代の冬10冬の平均3.5日2000年代の冬10冬の平均5.2日2010年代の冬10冬の平均3.6日2020年代の冬7冬の平均大阪で最低気温が0℃未満だった日(冬日)の数・1冬あたりの平均
大阪の冬日は、1980年代の冬が平均14.9日、2020年代の冬が平均3.6日でした。
出典: 気象庁「過去の気象データ」の日別値(大阪管区気象台)より当サイト集計。冬は7月〜翌6月で数えています。1980年代の冬=1979〜80年の冬〜1988〜89年の冬の10冬、2020年代の冬=2019〜20年の冬〜2025〜26年の冬の7冬(図は執筆時点で固定)

冬日は、1日の最低気温が0℃未満だった日のことです。大阪の冬日は、1980年代の冬が1冬あたり平均14.9日でした。2020年代の冬(2025〜26年の冬までの7冬)は平均3.6日です。

比べると約4分の1で、1冬に11.3日減った計算です。水たまりが凍ったり、車の窓に霜がついたりしやすい朝が、1冬で1週間半ほど少なくなった目安といえます。

大きく減ったのは1980年代の終わりごろ。その後はほぼ横ばい

大阪の冬日の数・冬ごと(1976〜77年の冬〜2025〜26年の冬の50冬)
0日10日20日30日1976〜77321980〜812031321990〜912000〜012010〜11142020〜212025〜26年の冬 5日大阪の冬日の数・冬ごと(1976〜77年の冬〜2025〜26年の冬)・橙=20日以上の冬・青=2025〜26年の冬
大阪で冬日が20日以上あった冬は4回で、最後は1985〜86年の冬でした。
出典: 気象庁「過去の気象データ」の日別値(大阪管区気象台)より当サイト集計(図は執筆時点で固定)

冬ごとに見ると、大阪の冬日が20日以上あった冬は50冬で4回です。いちばん多かったのは1976〜77年の冬と1985〜86年の冬の32日でした。

1990年代の冬からは、年代ごとの平均が3〜5日台で横ばいです。1990年代以降の37冬で冬日が10日以上あったのは、2012〜13年の冬(10日)と2017〜18年の冬(14日)の2回だけでした。

大阪の冬日・年代ごとの比較
年代1冬あたりの平均いちばん多い冬冬日0日の冬いちばん低い気温
1980年代(10冬)14.9日32日0冬−5.5℃
1990年代(10冬)3.6日6日1冬−3.8℃
2000年代(10冬)3.5日8日1冬−2.7℃
2010年代(10冬)5.2日14日2冬−3.5℃
2020年代(7冬)3.6日7日0冬−2.0℃
出典: 気象庁「過去の気象データ」の日別値(大阪管区気象台)より当サイト集計。いちばん低い気温は、その年代の冬に観測した日最低気温のうち最も低い値(表は執筆時点で固定)

2025〜26年の冬の大阪の冬日は5日で、いちばん低い気温は2026年2月9日の−1.7℃でした。2020年代の冬の平均3.6日と比べると、少し多めの冬だったことになります。

ちなみに、主要8都市でも冬日は減っていました

主要8都市の冬日・1冬あたりの平均(1980年代の冬 → 2020年代の冬)
0日35日70日105日140日札幌133.8106.9−20%仙台83.350.3−40%東京12.59.0−28%名古屋40.717.4−57%大阪14.93.6−76%広島30.010.3−66%福岡8.82.3−74%那覇0.00.0冬日なし1980年代の冬(10冬の平均)2020年代の冬(7冬の平均)増減
減り方が大きいのは大阪(−76%)と福岡(−74%)、小さいのは札幌(−20%)でした。
出典: 気象庁「過去の気象データ」の日別値(各都市の気象台)より当サイト集計。那覇は1976〜77年の冬以降、冬日がありません。東京の観測地点は2014年12月に大手町から北の丸公園へ移っています(図は執筆時点で固定)

主要8都市で同じように比べると、冬日のある7都市すべてで1980年代の冬より減っていました。名古屋は40.7日から17.4日、広島は30.0日から10.3日です。

東京は12.5日から9.0日ですが、1990年代の冬は3.4日、2000年代の冬は2.4日でした。2010年代の冬に増えたのは、2014年12月に観測地点が大手町から北の丸公園へ移った影響も考えられます。

くらたのひとこと:大阪の冬日は、1980年代の冬の半分どころか4分の1でした。それでも2017〜18年の冬のように14日ある冬もあるので、凍結への備えは続けたいですね。2026〜27年の冬の冬日は冬日・真冬日データベースで毎日更新しています。

この記事は気象庁「過去の気象データ」の日別値(大阪管区気象台など各都市の気象台の観測値)を、当サイトが2026年9月28日に取得して集計したものです。冬は7月〜翌6月で数え、「1976〜77年の冬」のように呼んでいます。年代は冬が明ける年で分けていて、1980年代の冬は1979〜80年の冬から1988〜89年の冬まで、2020年代の冬は2019〜20年の冬から2025〜26年の冬までの7冬です。気象庁の観測値は事後に修正されることがあります。この記事は気象の予想ではありません。

タグ: 冬日大阪最低気温都市比較長期変化

目次

1結論:大阪の冷え込む朝は、1980年代の約4分の1
2大きく減ったのは1980年代の終わりごろ
3ちなみに、主要8都市では

この記事で使ったデータ

冬日・真冬日データベース(8都市)
毎日更新・1976〜77年の冬から収録
大阪・2026〜27年の冬の冬日—
大阪・2025〜26年の冬の冬日—
8都市の冬日・真冬日データを見る →

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