給油のたびに「高いな」と思いますが、同じ日でも県によって値段は違います。当サイトの都道府県別ガソリン価格は、資源エネルギー庁が毎週発表する調査から、47都道府県の店頭価格を集めています。2026年9月14日調査の数字で並べてみました。
2026年9月14日調査のレギュラーガソリンは、全国平均で1Lあたり169.9円でした。前の週から0.1円下がり、1年前の175.2円からは5.3円安くなっています。
いちばん安いのは宮城県の163.2円、いちばん高いのは沖縄県の180.4円です。その差は17.2円でした。50Lの満タンに直すと、宮城県なら8,160円、沖縄県なら9,020円で、860円の差になります。
沖縄県は離島までの輸送費がかかる一方、揮発油税が1Lあたり7円軽くなる特例もあります。その沖縄県を外して本土の46都道府県だけで見ても、宮城県163.2円と長崎県179.5円で16.3円の差(満タンで815円)がありました。
| 都道府県 | 店頭価格 | 全国平均との差 | 1年前との差 | 50Lの満タン |
|---|---|---|---|---|
| 1位 宮城県 | 163.2円 | -6.7円 | -7.9円 | 8,160円 |
| 2位 愛知県 | 163.4円 | -6.5円 | -6.3円 | 8,170円 |
| 3位 埼玉県 | 164.1円 | -5.8円 | -6.0円 | 8,205円 |
| (全国平均) | 169.9円 | — | -5.3円 | 8,495円 |
| 45位 山形県 | 177.7円 | +7.8円 | -5.0円 | 8,885円 |
| 46位 長崎県 | 179.5円 | +9.6円 | -2.3円 | 8,975円 |
| 47位 沖縄県 | 180.4円 | +10.5円 | +1.0円 | 9,020円 |
県による差は、遠く離れた県どうしの話ではありません。隣り合う県でも開きがあります。最も安い宮城県163.2円に対して、隣の山形県は177.7円でした。その差は14.5円です。
50Lの満タンにすると725円の差になります。月に2回給油する人なら1か月で1,450円、1年(24回)では約1.7万円です。2位の愛知県163.4円と、隣の長野県176.6円でも13.2円(満タンで660円)の差がありました。
ただし、安い県まで給油に行くという話ではありません。往復の燃料代と時間がかかりますし、同じ県のなかでもスタンドごとに価格は違います。ここで見ているのは県ごとの平均です。
8つの地域に分けると、最も安いのは関東の167.6円、最も高いのは九州・沖縄の173.6円で、差は6.0円でした。県ごとの17.2円と比べると、地域でならした差は小さくなります。
上位を見ると、宮城県・愛知県・埼玉県と、人口の多い地域が並びます。スタンドの数が多く価格競争が起きやすいことが背景にあるとされますが、東北の宮城県と岩手県(164.6円・4位)のように、大都市圏以外にも安い県はあります。
| 都道府県 | 店頭価格 | 1年前との差 | 1年前との差の割合 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 168.6円 | -10.2円 | -5.7% |
| 石川県 | 171.6円 | -9.6円 | -5.3% |
| 鹿児島県 | 177.1円 | -8.2円 | -4.4% |
| (全国平均) | 169.9円 | -5.3円 | -3.0% |
| 沖縄県 | 180.4円 | +1.0円 | +0.6% |
| 高知県 | 174.3円 | +1.3円 | +0.8% |
1年前と比べると、47都道府県のうち45県が安くなっていました。値上がりしたのは高知県(+1.3円)と沖縄県(+1.0円)の2県だけです。
下がり方がいちばん大きかったのは東京都で、1年で10.2円下がって168.6円(18位)になりました。満タン1回にすると510円分です。石川県が9.6円、鹿児島県が8.2円と続きます。
この記事は資源エネルギー庁「石油製品価格調査」(2026年9月14日調査・2026年9月17日公表)の公表値を、当サイトが2026年9月20日に取得して集計したものです。価格は消費税込みの現金価格で、都道府県ごとの平均です。同じ県のなかでもスタンドによって価格は異なります。将来の価格を予想するものではなく、特定の地域や店舗での給油をすすめるものでもありません。集計時点は2026年9月20日です。